3)保湿

土が乾燥していると、種をまいても発芽しません。

また、発芽後、十分に根が伸びないうちに、土の表面が乾燥してしまうと、
苗はそのまま枯れてしまいます。

極端な猛暑が続いた場合、深さ20-30センチまで、
土に水分がない状態になることもあります。
こうした場合、生育中の野菜が立ち枯れてしまうことも起きます。

このような土の乾燥を防止し、湿った状態を維持することが保湿です。

保湿の方法は、大きく分けて2つあります。
一つは土の表面を覆って、水分の蒸発を防ぐやり方、
もうひとつは、乾燥をもたらす日射しを遮るやり方です。

前者のためには、通常ポリマルチが用いられます。
また、竹や木材、敷ワラ、落ち葉、モミガラなどの
自然素材を使う方法もあります。

後者のためには、遮光シートが用いられる他、
溝底播種のような方法が取られることもあります。

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