1)春野菜の保温

南関東では、2月の立春過ぎぐらいから、春野菜の種まきが可能になってきます。

立春の時季は、まだかなり気温が低いため、かなりの保温が必要です。
例えば、マルチをした上で、農ポリと不織布の二重保温をして生育を促進すると言ったやり方が考えられるでしょう。

2月半ば、バレンタインデー前後からは、暖かい日が増えてくるため、あまり厳重に保温すると、苗が煮えてしまう等「高温障害」が発生しやすくなります。

葉焼けが起きないまでも、保温しすぎで苗が徒長することはありえます。

他方、まだ寒い日もありますし、降霜もありうるため、不織布などで保温することは必要と思われます。
遅くとも3月初め~半ば頃までには、二重保温は止めて、不織布のみの保温に切り替えましょう。

4月ごろになってくると、不織布を外してもよいかもしれません。

保温の方法は種まき時季によっても違い、バレンタインデー頃の種まきの場合、最初から不織布のみで大丈夫なこともあります。

保温による生育促進効果と高温障害や徒長などのマイナス効果の両方を勘案して、天候の変化に注意しながら、最善を尽くす事が大切です。

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カテゴリー: 1alvcm
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