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2018年11月6日のみぬま菜園クラブ

お野菜も買える菜園教室

猛暑の後は台風、
今年の9月-10月は、秋野菜の種まき・植え付けが難しく、
野菜不足が続いてきました。

しかし、台風の後、種まきや植え付けをした野菜が
どうにか育ってきて、

宅配やマルシェに供給できるようになってきました。

そこへ、菜園教室にやってきた女性二人組。

紅菜苔やサニーレタス等を種まき、
玉ねぎの苗の植え付けなどを
した後、

畑で育っている野菜をみて、
これ買えますか?

とご質問。

いいですよと
お返事して、

買っていただいたのは、
カブ、ネギ、大根など。

野菜高いから困っていたのよ。
こんなに沢山、お安いわねぇ~♪。

みぬま菜園クラブの菜園教室では、
お野菜もお買い求めいただけます。

みんな芽が出た♪春野菜

今はとっても野菜不足。
だけど、1/22の大雪の後、
雪融けとともに種まきしたお野菜達は、

みんな芽を出してきたよ~。

5月頃には収穫予定。
地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットでお届けします。

もうじきだから、
待っててね~♪


大根は本葉が出てきた。


カブは本葉が出てきた。


コマツナは本葉が生長。


サニーレタスは、双葉の間から本葉がチラリ。


ニンジンは発芽。


ホウレンソウは双葉が開いた。


ミディ大根も本葉が出てきた。

春野菜、みんな芽が出てきた。

1/22の大雪で一時は完全に雪に覆われた瀰瓊際(みぬま)菜園クラブ。

雪が消えるとともに、春野菜の種まき開始。
春一番が吹いたこの陽気でみんな芽が出てきたよ。

コマツナ、大根、ニンジン、ホウレンソウ、
サニーレタス、サラダ菜、オークリーフ、

ミズナ、チンゲンサイ、シロナ、

カブ、赤カブ、赤大根、ミディ大根・・・

どれが一番早く育つかな?

とっても楽しみですね。

カブの春まき品種を考える(その2)

カブの春まき品種についての考察を続けます。

山梨県果樹・6次産業振興課の資料
https://www.pref.yamanashi.jp/kaju/documents/kabu_1.pdf

によると、

春まきには
「生育初期の低温でとう立ちしやすいため、晩抽性の品種を用います。」

とあり、

やはり、春まきに向くのは、抽だい(ツボミをつけること、トウ立ちとも言います)が遅い品種だと
されています。

種苗会社である「武蔵野種苗」の情報誌には、
八王子の事例として、
http://www.musaseed.co.jp/wp/wp-content/uploads/2017/09/no36_santi_01.pdf
「冬場は主に『CR雪峰』(武蔵野交配)を播種しますが、3月上旬からは『白寿』(武蔵野交配)、4月中旬から『碧
寿』(武蔵野交配)となります」

と記載されています。

カブの産地として有名な柏市についてのレポートでも、
https://www.pref.chiba.lg.jp/ap-toukatsu/toukatsu/documents/kokabu.pdf

春どり種として、
「CR白涼、CR雪峰など
万寿、小雪丸など」

と書かれており、

どうやら、各地で評価を受けている春まき品種は、
CR白涼、CR雪峰であることがわかります。

この他、
例えば、
種苗店のウェブページ
http://tane.jp/akiyasai/kabu/kabu.htm

では、
春まき種として、
早生今市小カブ
みやま早生小カブ
理想覆下小カブ
理想金町小カブ

などが掲載されています。

また、タキイの「スワン」については、
秋まき種として紹介されていますが、

菜園クラブで、春まきして成功した経験があります。
スワンについては、他の農家の方も
割りと年中安定して育ってくれると言う評価もあります。

2018年は、これらの品種の比較栽培をしてみたいと思います。

カブの品種を考える(春まき編 その1)

カブはかなり古くから日本に伝来した野菜で、
様々な品種があります。

もともと秋まきが主だったようですが、
現在では、周年栽培と言って、
年間を通じて栽培・収穫ができるようになってきているようです。

さて、今回は、春まきに適した品種と言うものを考えてみたいと
思います。

熊本県野菜振興協会の「熊本のやさい 耕種基準」
http://www.k-engei.net/contents/koushu_standard/65%E3%82%AB%E3%83%96%EF%BC%88%E5%91%A8%E5%B9%B4%E6%A0%BD%E5%9F%B9%EF%BC%89.pdf

によると、

「低温期を経過するので 抽だいが遅く 、 、
肥大の早い品種を使う必要がある。」

として、
「CR白涼」 「白鷹」と言った品種をあげています。

抽だいと言うのは、野菜が花のツボミをつける「トウ立ち」の事です。
カブや大根は、ツボミができると、光合成産物を地下部を太らせるために
転流するより、
花を咲かせ、種を作る方に回すようになるため、
丸く太ったカブはできにくくなります。

抽だいが遅い品種を晩抽性と言います。

冬の寒さを経験した植物は、春暖かくなってくると
花を咲かせようとする性質があることがあります。

早春まきしたカブや大根などの抽だいも、種まき~発芽期が寒いと
起きやすいと言われています。

「低温期を経過するので抽だいが遅い」品種を選ぶべきだと言うのは、
気温が低い時期に種まき~発芽したカブは
ツボミを咲かせ、地下部を太らせなくなりやすいので、
出来る限り、そういうことが起きにくい品種を選ぶべきだと言う事です。

また、光合成は気温が高い方が活発に起きます。
光合成が進みにくい低温期でも、
根が太りやすい「低温肥大性」の品種の方が
早春まきに適すると言う事になります。

ところで、早生と晩生の品種を比べてみると、
一般論としては、「早生」の方が
生長が早いので低温期でも玉を太らせそうに思えます。

しかし、早生品種は、ツボミをつけ、
花を咲かせるのも早い場合が多く、

カブの場合、「ツボミをつけるのは遅いが、
玉が太るための生長は早い」

と言う2つの性質を併せ持つ品種が
早春まきに向いていることになります。

10月まきの金町小カブ、種まきから収穫までの積算温度

野菜の種類 種まき~収穫 日数 平均気温合計 最高気温合計 最低気温合計 栽培法
聖護院大根 9/3-10/24 51 1039 1234 866 黒マルチ
三浦大根 9/3-11/19 77 1359 1685 1061 黒マルチ
聖護院大根 9/9-11/11 63 1142 1413 899 黒マルチ
三浦大根 9/9-12/5 87 1350 1740 988 黒マルチ
聖護院カブ 9/3-11/11 69 1279 1569 1019 黒マルチ
聖護院カブ 9/9-12/9 91 1370 1782 988 黒マルチ
金町小カブ 10/1-12/10 71 893 1220 590 黒マルチ(11/5よりポリ保温)

10月頃から、かわぐち菜園クラブの菜園教室では、
金町小カブの種まきを皆さんにして頂いていました。

11月頃から透明ポリのトンネルをして、
保温して頂いたりしたカブが
12月初め頃から収穫可能になってきました。

種まきから収穫までの最高気温の積算温度をみると、
約1200℃で、

途中、ポリトンネルを作らないで育てた9月まきの
聖護院大根の場合に匹敵します。

カブは小ぶりに見えますが、
生長して収穫するまでの時間は、
大根なみにかかるのでしょうか

 

聖護院カブの種まきから収穫までの積算温度、2017年9月まきの場合

大根に続いて、

カブについても種まきから収穫までの積算温度を見ていきたいと思います。

瀰瓊際(みぬま)菜園クラブで、9/3に種まきした聖護院カブは、11/11に収穫を迎え、

9/9に種まきした聖護院カブは、12/9に収穫を迎えました。

実際には、9/3まきのものは、11/11収穫時点では少し小ぶりで、

9/9まきのものは、12/9より少し前に同程度に育っていたと思います。

 

野菜の種類 種まき~収穫 日数 平均気温合計 最高気温合計 最低気温合計 栽培法
聖護院大根 9/3-10/24 51 1039 1234 866 黒マルチ
三浦大根 9/3-11/19 77 1359 1685 1061 黒マルチ
聖護院大根 9/9-11/11 63 1142 1413 899 黒マルチ
三浦大根 9/9-12/5 87 1350 1740 988 黒マルチ
聖護院カブ 9/3-11/11 69 1279 1569 1019 黒マルチ
聖護院カブ 9/9-12/9 91 1370 1782 988 黒マルチ

 

それを踏まえて上表について考察してみると、

聖護院カブの場合、だいたい最高気温の積算で1600-1700℃ぐらいで、収穫を迎えるのではないかと思います。

(なお、収穫は、根径10cm程度と、「大根並み」に大きく育ってから実施しています。)

引き続き、他の品種のカブについても見ていきたいと思います。