日常の食生活に供する野菜」タグアーカイブ

エシャレットイメージ画像

ローコストで「小物アイテム」を増やす

宅配にせよ、対面あるいは無人スタンドにせよ、
野菜直売で共通しているのは、

アイテム数がある程度あった方が売上があがると言う事です。

単純な話、コマツナならコマツナだけが
何十、何百と並んでいるより、

コマツナ、サニーレタス、ホウレンソウ、
キャベツ、ブロッコリーと

複数のアイテムがあった方が、
お客さんも好みの野菜を選べますし、

お一人のお客さんが複数の野菜を買ってくれる可能性もあるので、
全体として売上があがります。

アイテムを増やすためには、
育てる野菜を増やす必要があります。

そして、実は「小物系」は手間もコストもあまりかからずに
栽培(販売)アイテムを増やせるものなのです。

例えば、「ニラ」。
葉を切っても、また生えてきますし、
株分かれして増殖していきます。

ですから、一度植えれば、自然に増えていって
定期的に出せる定番商品に育ちます。

そして、ニラ好きな人は意外と多いです。

ニンニクも「カケラ」を植えると、
「分球(球根が2つ、3つと増殖していくこと)」して
育っていきます。

例年6月ごろの収穫になりますが、
収穫物の一部を植えれば、
また翌年収穫できます。

収穫後のニンニクは、風通しがよい日陰に吊るしておけば
しばらく保ちますので
これも定番商品にする事ができます。

ちなみに、見沼菜園クラブで出しているニンニクは、
もともとスーパーで安売りしていたものを
植え付けたものです。

ラッキョウもこの手が使えます。
売れ残って「芽」が出始め、
見切り価格になってしまったものは
むしろ植え付けには好都合です。

早春に若どりすれば、エシャレットとして出荷できます。

また、野菜を買う人は料理をする人です。

漬物を手作りする人も多いので、
ラッキョウ漬け用に予約を取ったりすると意外と売れます。

業務用で買ってくれるお店もあるかもしれません。

初夏になると、前年のコボレ種で発芽してくるシソも見逃せません。

野菜の畝間などに植え替えると雑草除けにもなります。

(「青しそ街道♪」参照)

パセリもいけます。

パセリだけをバクバク食べる人は、あまりいないと思いますが、
付け合せやちょっとした彩りに使いたいと思う人は
いるので、
菜園の片隅に植えておくと良いでしょう。

種から育ててもかまいませんし、
苗を買っても、100-200円程度で済みます。

パセリも、葉は切ってもまた生えてきますし、
かなり大きな株に育ちます。

やはり定番商品として出荷可能です。

手間とコストをかけずに「小物」を上手に育てて
売上げアップにつなげましょう。

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青電話イメージ画像

「顧客共創型」で売れる商品と売れない商品が仕分けする

その昔、「販売の科学」と言う本を読んだ事があります。

この中に出てきたのは、「売れた商品」が「売れる商品」である。

つまり、実際に売れたと言う事実こそがお客様の声だと言う
お話しが出てきました。

昔は、ダイヤル式電話機と言って、
電話番号の通りにダイヤルを指で回す固定電話機が
使われていました。

おうちにあるのは黒い電話機で、
公衆電話(街角にあって、10円玉を入れて発信する電話機)は
赤いと相場が決まっていました。

携帯電話が普及するまで、街角の公衆電話は、
連絡を取り合う貴重な手でした。

ある時、ある店で、アンケートを取ったら、
「青い電話」が首位になったそうです。

ところが現実に売れたのは黒い電話機だったとの事。

アンケートに答えたお客さんの心理と言うのは、
黒い電話はありきたり、
赤い電話は公衆電話みたい。

青い電話機があると言われると
なんか面白いと思う

そんな感じだったようです。

しかし、実際にお金を出して買うとなると
やっぱり「黒」の方が無難かなぁと
思って、黒電話を買ってしまう。

アンケートで多数となった「青い電話」と
現実に売れた「黒い電話」

どちらが「お客様の声」なのかと言うと
実際位売れた「黒い電話」の方だと言うわけなのでした。

さて、以前に他の農家さんがコールラビを育てたのを
ある時、マルシェで販売したところ、
面白いと言って買ってくれた人がいました。

そこで、今年の夏、自分でも育ててみたのですが、
地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットの
セットに入れると

会員の方にメールを流した途端、

「子供が食べない」
「他のものに差し替えて」

と言う返信が次々。

一過性のイベントでたまたま目にした人が「面白い」と言ったかもしれませんが、
日々の食卓に供する毎週の宅配セットに加えると
抵抗を持つ人が多いと言う事が伺いしれました。

一方、やはり今年初めて育てたビーツについては、
ビーツがあるなら、毎回マルシェに買いに来る
宅配セットで毎週他の野菜落としてもいいからビーツ入れて

と言った女性のお客様が全体の2割ぐらいはいらっしゃると言う状態。

どうも、ビーツは鉄分を含み貧血などの予防になると言うような理由で
女性の方の中で隠れた人気を持っているようです。

日常の食生活で使う野菜として、ビーツは売れるが、コールラビは売れない、

この現実を受け入れることが、「CRM(カスタマー・リレーション・マネジメント)」であり、
「顧客共創型」の企画推進なのです。

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