大きな砂場イメージ写真

マズローの五段階欲求の何を満たしているか考える事が大切

あらゆるビジネスは、マズローの五段階欲求のいずれかを満たすためのものである、
以前に、そういう話を聞いた事がありました。

この話を聞いて、では、体験農園とは、どの欲求を満たすサービスなんだろうと考えてみて、
承認(帰属)の欲求ではないかと結論づけました。

菜園クラブの菜園教室&体験農園は、この考え方で運営されています。

まず、五段階欲求説とは何かと言うと、
心理学者アブラハム・マズローが、人の欲求を五段階に分けて考えたものです。

第一段階は、生理的欲求で、睡眠や排泄、食欲等がこれに対応します。
第二段階は安心の欲求。とりあえず、ご飯が食べられて眠れたら、次は落ち着いて日々の暮らしが出来る状態が求められてきます。
第三段階は、承認(帰属)の欲求。家族や会社など、自分の居場所を求める段階です。
第四段階は、尊敬の欲求。単に居場所があるだけではなく、その中で敬われたいと思う気持ちです。
第五段階は、自己実現の欲求。第一から第四までの欲求が叶えられて、人は初めて「自分自身が本当にやりたい事」に向かっていけると言う事でしょうか。

昔から「衣食足りて礼節を知る(衣食が十分にあって初めて礼儀や節度を守る事が出来る)」とか
「恒産なくして恒心なし(恒産=安定した財産・収入がなければ、恒心=安定した心は生じない」
と言われてきました。

五段解説は、こうした格言を心理学的に表現したものとも考えられます。

そして、もし、人のあらゆる欲求が、この五段階のいずれかに属するとすれば、
どんなビジネスも、五段階欲求のいずれかに応えるものであるはずです。

ビジネスとは、誰かの欲求に応えるものであるからです。

では、体験農園は、どの段階の欲求に応えているのでしょうか?

この問いを発した時、僕は、承認欲求ではないかと考えました。
最初は消去法で考えました。

まず、体験農園に来なくても、野菜が欲しければ、
スーパーマーケットでも八百屋さんでも買う事ができます。

ですから、生理的欲求や安心の欲求でない事は確かです。
一方、最高次の自己実現欲求でもなさそうです。

むしろ自己実現欲求に当てはまるのは、自分で体験農園を運営する菜園起業自体でしょう。

低次の第一、第二欲求にも、最高次の第五欲求のいずれでもないとすると、
当てはまるのは中間の第三段階の承認(帰属)の欲求や第四段階の尊敬の欲求あたりと
言うことになります。
この両者のうち、体験農園は、どちらかと言うと承認(帰属)の欲求に応えているのかなぁ
と言うのが、この時の消去法的結論でした。

そして、承認(帰属)の欲求に応えているとすると、
体験農園に来る人達の行動によく当てはまるのではないか

そう感じました。

会員の人達は、週末に家族や友達とともに農園に来て土に触れていきます。
お一人の方もいらっしゃいますが、来れば、「誰か」がいて、
一緒に土に触れる時を過ごせます。

孫みたいな歳の子供に、「ガリガリくん」をおごる高齢者の方もいらっしゃいました。

そして、帰りにはご家族で例えばファミレスに行って一緒にお昼を食べる、
楽しかったね、また来ようねと言って、翌週も農園に来て土にふれる・・・

つまり、体験農園&菜園教室は、野菜の育て方を教える場所、農業の裾野を広げる場所ではなく、
来る人達の「承認欲求」を満たす場所である

この考えが、菜園クラブの体験農園&菜園教室の基本となりました。

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