「事前吸水種まき」させた大根とサニーレタスが発芽

2週間ほど前に「事前吸水種まき」した大根。

大根の事前吸水種まき

この猛寒波の中、無事に発芽してきました。

同時に事前吸水種まきしたサニーレタスも発芽しています。

大根もサニーレタスも不織布でベタガケ、トンネルした上で農ポリをかぶせる三重保温をしています。

実は、この実験の成功は2つの意味で非常に重要なのです。

一つは、事前吸水種まきは、室内ティッシュペーパーまきより大幅に手間が削減されているのです。

室内ティッシュペーパーまき×三重保温の実験

室内ティッシュペーパーまきの場合、セルトレイにティッシュペーパーをちぎっていれ、そこに種をまくと言う手間がかかります。

根が出てきた頃に畑に持っていって、ティッシュペーパーごと、土に埋めていますので、種まきの手間が二重、三重にかかっていると言えます。

一方、事前吸水まきはあまり手間がかかりません。事前に水を吸わせた種を、そのまままくだけです。

根菜類の場合、ティッシュペーパーまきだと根が曲がったり割れたりしてしまう可能性があるので、今回、大根の事前吸水まきを試してみました。

事前吸水まきの欠点は、種が濡れていると、手にくっついて、まきづらい事ですが、種まき前にある程度ティッシュペーパーで余分な水分を吸わせてしまえば、手にくっつくことがないと言う事が今回の実験で分かりました。

そして、サニーレタスのような葉物でも、そのやり方でうまく種まきできる事がわかったわけです。

また、事前吸水まきやティッシュペーパーまきと三重保温を組み合わせれば、真冬でもすぐに発芽してくることが分かったのも大きな収獲です。

事前吸水と三重保温を組み合わせれば、秋野菜の植え付け期の後、春野菜の植え付け期までは、種まきができないと言う状況を打破できる可能性が出てきたからです。

12月に三重保温して種まきしたコマツナもかなり大きくなってきていることが確認できました。

サニーレタスも育っています。

菜園起業のための栽培技術が着実に発展しています。

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