コマツナの品種を考える(その1)

2017年9月~10月、
かわぐち菜園クラブや瀰瓊際(みぬま)菜園クラブで会員の方や自分が
育てたコマツナを見ていて、
いろいろな事を感じました。

コマツナの生長は早く8月末~9月初にまくと、
9月半ばから10月早々には収穫出来るようになります。

逆に生長が早すぎて、育ち過ぎてしまい、
食べるのに向かなくなってしまうこともありました。

プロ農家の場合、長期間、コマツナを収穫し続けるために、
早生や晩生の品種を使い分けている事もあるようです。

それで、コマツナの品種について、調べてみたのですが、

「早生」、「晩生」の品種を整理して掲載しているウェブページは
見当たりませんでした。

種苗メーカーの場合、自社で開発している品種については、
一覧が掲載されていることもありましたが、

例えば、どの品種が一番生育が早く、
どれ一番遅いのか、
一覧表になっているようなページは
見つけることができませんでした。

そこで、いろいろな情報を手がかりに、
コマツナの早生、晩生品種には、

どんな品種があるか考えてみました。

まず、「みんなの農業広場」の下記記事には、
http://www.jeinou.com/benri/garden/leaf_stem_vegetables/2009/06/241050.html

有袴種と無袴種について、
どんな品種があるか、掲載されていましたが、
早生種、晩生種については、
どんな品種があるかは、やはり掲載されていませんでした。

ただ、「品種によって葉の色に濃淡があり、一般に早生種は淡緑、中生・晩生種は濃緑です。」
との記載がありました。

次に東京都農林総合研究センターのレポートである
http://www.tokyo-aff.or.jp/center/kenkyuseika/08/pdf/h22/30_2.pdf
には、

6月23日まきのコマツナについて、
サラダ小松菜が最も早く、種まき後19日で収穫を迎え、
ついで、浜ちゃん、江戸の夏、はっけい、安藤早生、夏楽天、きよすみが21日で収穫を迎えたとの
データが記載されています。

安藤早生小松菜について、開発したみかど協和のウェブページ

安藤早生

には、「葉は柔らかく生食サラダにも適する」とあります。

どうやら、早生品種には、サラダ小松菜や安藤早生のように
葉が薄く、淡い色で、柔らかいものが多いのかもしれません。

(浜ちゃん、はっけい、夏楽天、きよすみは、必ずしも「サラダで食べられる」
事を歌っていないようです。
なお、きよすみや夏楽天は、メーカーウェブページによると
中生~晩生と書かれていました。

きよすみや夏楽天が安藤早生と同様の日数で収穫できたとするのは、
東京の6月まきのデータなので、
他の季節・地域にまいた場合、安藤早生と同様に早く採れるのかどうかは
なんとも言えません。

いずれにしても、小松菜にもいろいろな品種があり、
育つ速度にも違いがあると言うのは興味深いことだと思います。