野菜の植え付け間隔を守りましょう。

菜園教室でよく起きる事・・・

大根の種をまいて、
発芽してきたのをみたら、

左端の図のように、
隙間なく、種まき・・・

実は大根は葉も根も大きくなるので、
だいたい30センチぐらいの間隔で植えた方がよいと言われています。

幅60センチ程度の畝(野菜を植えるために土を盛り上げた場所)には、
左右両端に近いところに2列に植えるのが普通で、

3~5列植えるのは、「過密」で、
根や葉がぶつかりあってしまいます。

同じ根菜類でもニンジンは育った状態が比較的小さいため、
10~15センチ程度の間隔で育てても大丈夫で、

幅60センチの畝に3~5列種まきしてもかまいません。

このように、育ってきた後の「サイズ」によって
野菜の種類ごとの「植え付け間隔」は決まっています。

そのお野菜のサイズに合った植え付け間隔を守るようにしましょう。

実例から見るバッタ除けにならないネットの張り方

実際に、かわぐち菜園クラブの菜園教室で
秋野菜の種まき後、
ネットを張ったにも関わらず、
残念な事に虫に食べられてしまった例が見受けられます。

この記事のアイキャッチ画像もその一つで、
この例では、ネットを張った後、
四方の裾を土で埋めるようにしてようですが、

ネットに穴が開いていたのに気づかず、
その部分ががら空きになっていました。

こうした場合、「穴」が空いている部分の「ヘリ」まで土に埋め込むなどして
地上に「穴」が開いた部分が出来ないようにした方がよいと思われます。

裾が空いている
また、この写真の例は、ネットを張るトンネル支柱の何本かが他より大きいものを使用しており、
その部分でトンネルの高さが高くなっていました。

トンネルが低い部分では裾がしっかり土に埋め込まれていましたが、
高い部分では、埋め込まれていませんでした。

こうした場合には、トンネル支柱を深く埋め込み、四方全て、
裾を埋められるような高さに調整する必要があると思われます。

最後の例は、畝の長さに対して、ネットの長さが足りなかった場合のものです。
ネットの継ぎ目が開いている

別のネットを使って、一見、畝全体にネットがかかっているように見えますが、
ネットとネットの継ぎ目から、バッタやコオロギが出入り出来るようになっています。

ネットの長さが足りず、二枚ネットをつないで使う場合には、
二枚のネットが十分にダブらせた上で
ダブっている部分に支柱をあてがうなどして、
両方のネットが密着するように張り、

二枚の裾ともしっかり土に埋め込むようにして、
隙間が出来ないようにした方がよいと思われます。

このように、秋まき野菜でネットを張る場合、
「ネットを張ればよい=(畝の上にネットが被っていればよい)」

と考えるのではなく、

「バッタのように、空中を移動して葉を食べつくす虫を防ぐ」と言う目的をよく理解して、
穴や隙間が出来ないように張る必要があります。

9月まき野菜に防虫ネットをする理由

かわぐち菜園クラブの菜園教室で、
秋野菜の種まきをした後、
ネットをしましょう

とお伝えすることがあります。

しかし、ネットをしたのにも関わらず、
後で、虫に食べられてしまったと言う結果になることも・・・

そうなってしまうのは、なぜ?

を考え、
美味しいお野菜が収穫できるよう
技術を磨いていくために、

防虫ネットの正しい使い方の解説を始めます。

第1回は、そもそも、ネットをする理由は何か?についてです。

8月末~9月頃に種まきする大根やハクサイ、コマツナ等の秋野菜に
種まき後、防虫ネットをする理由の第一は、

バッタやコオロギ等を防ぐ事、

つまり、空中から飛んで(跳んで)くる虫を
防ぐことにあります。

では、この目的を達成するために
ネットはどう使ったらよいか、

この点を次回から解説していきます。