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守護神カエル♪

猛暑から一転、ゲリラ豪雨の日々。
土が締めるので野菜の発芽には向いています。
この間の長梅雨や超猛暑で野菜の種まきがうまくいっておらず、
供給不足の状態を解消しようと、
見沼菜園クラブでは続々と秋野菜の種まきスタート。
しかし、発芽すると同時に虫達もやってきます。
防虫ネットの外側に隙あらばは入り込もうとする虫たちがたくさん
たかって、ちょっと心配。
と、どうでしょう。
その防虫ネットの上に、頼もしく座るのは
我らがカエル。
虫をバクバク食べてくれる守護神です。
ミニトマトも沢山採れて、
「地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケット」でご家庭や飲食店さんに
お届け中。
「ジャワホウレンソウ」の異名を持つバイアムも順調。
長梅雨も超猛暑もものともせず、
元気に育って、
夏場の葉物不足を補ってくれています。
馬ふん登場♪

クローバーの復活・・・♪

江戸が東京と言われた頃の名物は、
伊勢屋・稲荷にナントカ。
火事とケンカが江戸の華とかだったそうですが、
梅雨時の菜園とくれば、
当然、雑草です。
と言うわけで見沼菜園クラブにも
雑草が生い茂るのですが、
先日、その雑草群の中で
赤い花を咲かせている草がありました。
もしかして?
そうです。
和名:アカツメクサ。
いわゆる赤クローバーです。
あ、これはいけるんじゃ?
見沼菜園クラブが目指している「ハーブ草生農法」。
雑草が生えないように、野菜の畝間にハーブを植え、ハーブと野菜が共生する菜園の姿。
このために、ハーブの苗を植えることもしますが、
菜園で自生している野草を上手に利用することも大切です。
この間、少しづつ、ヨモギやフキ、青シソなどの植え替えを進めてきました。
そして、今度はクローバー発見。
4月末に植えたナスの畝間に植え替えてみました。
しかし、5月はほとんど雨が降らない月でした。
植え替えたクローバーはシナシナに。
もう枯れてしまったかな?
とナス周りの草取りをしていると、
なんと、クローバーが新しい葉をつけているのが
確認できました。
赤クローバー復活。
どんどん増えて、広がっていって、
赤いお花の絨毯の中に
野菜が育つ風景ができるといいなと思います。
後、そのナスが小さい実をつけてきました。
地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットで
お届けする日も近いです。
青しそ街道・・・♪

あんまり耕さない農法で植えたダンシャクが発芽

低湿地にあり、ジャガイモの栽培法に少し工夫が必要かもしれないと思われた見沼菜園クラブCのファーム。
とにかく、創意工夫をこらしてジャガイモを植えてみました。
2019、「盛土」方式で春ジャガイモを植えてみる
あんまり耕さない農法でジャガイモを植えた上からヌカを撒いてみました
しかし、考えてみれば、「ぶっつけ本番」みたいな感じで新しい方式を試してみているわけです。
果たして、これで無事に育つのか?
・・・そもそも、植え付けから1ヶ月近く経つと言うのに芽が出てきません。
もしかして失敗か?
と心配していた矢先、
ちょうど1ヶ月経った昨日、ダンシャクが発芽しているのを確認しました。
メークインはまだですが。
とにかく、半分はホッと♪
ジャガイモ、順調に育てば、6-7月頃から地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットで
ご提供致します。
夏野菜の種まき中にキジ登場・・・♪

玉ネギ直まき栽培の副産物

皆さんは葉タマネギと言うのはご存知でしょうか?
見沼菜園クラブが立地する埼玉南中部あたりでは、タマネギは通常8-9月に種まきします。
11月頃、育ってきた苗を
植え付けて、6月頃、収穫します。
4月の頃、まだ結球していないタマネギを収穫したものが「葉タマネギ」です。
冬場に供給してきたネギは、そろそろ「ネギ坊主」、つまり、ネギの花が付き出します。
花が咲くと葉が固くなってしまうのですが、
ちょうど、その頃が葉タマネギの旬になります。
葉タマネギは、すき焼き等にして食べると美味しいので、
お花見のお供にもウッテツケです。
さて、タマネギの植え替えが11月と述べましたが、
実は11月は気温が低いので、植えた苗の根が伸びず、
根付きにくいと言う問題があります。
そもそも、苗床で苗を育ててから植え替えると言うのは
畑を効率的に使うためにしている事です。
「直まきで悪い」と言う事はありません。
農業経験が少なく、初心者からスタートする半農生活や菜園起業の人達には、
植え替え失敗の危険が少ない直まき栽培の方が向いているのではと
前から思っていました。
それに、直まき栽培の場合、間引き菜を「葉タマネギ」として収穫できるので
春先の販売品目が増えます。
ただ、今まではなかなか直まき栽培を試してみる機会がありませんでした。
見沼菜園クラブFファームが稼働し始めた昨年、
試してみるチャンスかも知れないと思い、
9月の初めにタマネギの種まきをしました。
その後、タマネギはスクスク生長。
この春、葉タマネギとして収穫出来るまでに育ちました。
後は、残った株が、普通のタマネギとして生長してくれれば
直まき栽培成功です。
今後は生産の拡大、つまり、どれだけ大量にタマネギを作れるかが課題になってくると思います。
あんまり耕さない農法でジャガイモを植えた上からヌカを撒いてみました

前回、「あんまり耕さない農法」第一弾として、盛土方式でジャガイモを植える報告をしました。
それから二日後、今度は、その上にヌカをまきました。
実は、川口市内に酵素風呂と言って、発酵したヌカの中に身体を沈め、
お肌がスベスベになってしまうサロンがあります。
そこから出てくる毎週50-100キロの廃棄ヌカを引き取ってきて、見沼菜園クラブの土づくりに活用させていただいています。
見沼菜園クラブFファームでは、昨年6月頃から散布しており、約10ヶ月経った今、今年の春野菜を植えた時の印象では、かなり土がフカフカになってきているように感じました。
今年からスタートしたCファームでも、良い土が出来る事を期待して、この間から散布しています。
そして、この米ヌカ散布とあんまり耕さない農法をドッキングしようと言うのが今回のテーマです。
盛土をしてしまったところに、その盛土の上からヌカをばら撒き、耕さないで置こうと言う事。
土とヌカの接触面で微生物が繁殖し、徐々に腐植が出来ていきます。こうして、「上から」良い土を作っていくわけです。
ジャガイモを収穫したり、次回、他の野菜を植えたりする時には、ある程度、土を「かき混ぜる」ので、ヌカと接触して出来た良い土も、ヌカそれ自体も、他の土と混ざっていきます。残っていたヌカはやがて土の中で分解し、腐植を作ってくれるはず。
こうして、「耕す」手間を省いて、土づくりをしていこうと言うわけです。
解説付き実況中継動画はコチラ⬇
2019、「盛土」方式で春ジャガイモを植えてみる

今年から、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットのための野菜供給拠点として稼働しはじめた見沼菜園クラブCファーム。
とっても広い畑ですが、困った事に低地ですり鉢状の地形。
水はけが悪く、前に使っていた人の時に、台風の後、「湖」と化していたのをみました。
少しでも水はけを良くするため、溝を掘っていたところ、伝説の暗渠を発見、そして、開通&暗渠に向かっての「菜園縦貫溝掘り」が始まりました。
実は、1月頃から、野菜を植えるために土を耕したり、盛り上げたりしているうちに、「あんまり耕さない農法」が向いているんじゃないかと思い出しました。
つまり、普通は肥料や堆肥を溝を掘って埋めるとか、土の上にばらまいて耕すとかとするのですが、そういう事をしない、
そうじゃなくて、地面にただ肥料をまいて、その上に溝を掘って出てきた土を盛り上げる、または、溝を掘って出てきた土の上に肥料を置いて、更に、溝を掘り広げたり、深めたりして出てきた土を盛り上げる、
こうすると、溝掘りと畝立て(野菜を植えるために土を帯状に盛り上げた場所)が同時進行で進むので効率的・・・♪
畑の中じゅう溝が掘られて、その溝から水路に向かって水が落ちていくので、水はけはかなり良くなるはず。
それに、畝の上部、野菜を植えてある場所と、溝の底は、1メートルとは言わないまでも60-70cmの高低差が出来るので、大雨の後でも「野菜を植えてある場所」が水に浸かると言うような事態は、相当避けられるんじゃ・・・
と言うわけで、溝を掘って出てきた土の上に種ジャガを置き、その上に更に土を盛り上げると言う「盛土」方式のジャガイモ植え付けやりました。
普通は地面に溝を掘って、そこに種ジャガ置くので、かなりの変則方式ですが、この場所にはこれが合ってるんじゃないか?
まあ、とにかく、ジャガイモ無事に育ってほしいです。
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