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桜イメージ画像

2月からの積算で春野菜の収穫期が早まる~2020年3月

2020年2月は、過去最高レベルの暖冬だったとレポートしました。

過去40年間で最高水準の暖冬。中下旬は数日おきのお湿りで野菜は育ちやすかった~2020年2月

3月も過去最高レベルの暖かい春だったようです。
1980年から2020年まで、さいたま地方3月の最高気温積算値は、
一位 2013年 509.7℃
二位 2018年 505.1℃
三位 2020年 479.3℃
四位 2002年 473.0℃
五位 2019年 453.1℃
で、2020年は過去40年間で三番目でした。
昨年は第五位、一昨年は第二位で、
このところ、非常に暖かい3月の年が続いている事がわかります。

1980年から2020年までさいたま地方3月の最低気温積算値は、
第一位 2018年 162.6℃
第二位 2002年 155.3℃
第三位 2013年 148.6℃
第四位 2020年 147.9℃
第五位 2019年 144.2℃
となり、
今年は第四位です。
一昨年は第一位、昨年は第五位で
最低気温レベルでみても、このところ、冷えこみが少ない3月が
毎年続いている事がわかります。

このように今年の3月は相当の暖かさだったことは事実ですが、
昨年、一昨年も相当の暖かさでした。

今年は昨年よりも桜が咲くのが早く、
春野菜の収穫も早まっています。

この原因は、3月が暖かいと言うだけでなく、
2月も暖かく、お湿りが多くて、春野菜の生長が早かったからではないかと
思われます。

最高気温積算値の推移(2019年と2020年)

桜の開花は立春以来の最高気温積算値が600℃になる事が目安とされています。
今年と昨年の立春以来の最高気温積算値をみると、今年の方が600℃になるのが2日、
700℃に達するのが4日早い事が分かります。

植物には生長期があり、
発芽直後はゆっくりと育っていますが、ある程度大きくなった後、急速に生長するようになります。

今年2月に種まきされた野菜達は、2月中にかなり育つ事が出来たため、
3月に入り、順次生長期を迎え、これまでにない程早く収穫期に達するようになったのではないでしょうか。

梅とメジロ、春の訪れイメージ画像

過去40年間で最高水準の暖冬。中下旬は数日おきのお湿りで野菜は育ちやすかった~2020年2月

2020年2月は、過去最高レベルの暖冬だったようです。
1980年以来の2月のさいたま地方のデータと比較してみると、

最高気温積算値は、トップ。
最低気温積算値も第二位となっています。

日中のポカポカ陽気も最高レベル、
夜間・明け方の冷え込みもこの時季としては非常に少なかった

それが2020年2月のさいたま地方だったようです。

さいたま地方、2月の最低気温の日変化
上のグラフが示しているように、今年は2月12日を最後に最低気温が0℃を下回る日がなくなっています。
昨年は20日過ぎでも0℃未満になる日がありました。

バレンタインデーは、ローマで小鳥が最初にツガイで飛ぶ日と言われています。
日本流に言うなら、梅にウグイス(メジロ)と言うような春の訪れの風景が見られる時季と言う事でしょうか。

実際、今年はバレンタインデー頃から冷え込みも少なくなり、暖かい日が続いたと言えます。

また、雨も頻繁に降ったようです。
さいたま地方、2月の降水量の日変化
2020年2月のさいたま地方の月間降水量は8.5ミリで、これは同時期のものとしては1980年以来下から数えて第三位です。
降水量から見ると、「乾いた2月」だったと言えます。

しかし、例えば、昨年2月は35.5ミリと今年の4倍の降水量でしたが、中旬は1ミリ以上の降水があった日はありませんでした。
これに対し、今年はバレンタインデー以降、中1~3日で1ミリ以上の降水が記録されています。

つまり、2020年2月のさいたま地方は「ドカ降り」はなかったが、けっこう頻繁に「お湿り」があったと言えます。

冷え込みがなく、晴れた日はポカポカ陽気、頻繁なお湿り、

こうした気象条件を背景にして、野菜の生育は極めて順調でした。
立春~バレンタインデー過ぎ頃から春野菜の植え付け・種まきは本格化します。
種まきされた春野菜はいずれも順調に発芽し、生育しています。

チューリップ発芽

畑きゃん、菜園ホットケーキづくり・・・♪

チューリップの芽が出てきた見沼菜園クラブ。
菜園ホットケーキづくり

そこで大おじさん部隊が畑きゃん。なぜか、ホットケーキづくりに挑戦です。
おっと、勘違いして、ホットケーキミックスを入れないまま、
ミルクと玉子を混ぜただけで、フライパンへ。

なんかおかしくない?
あ、粉入れてない、

慌てて、まだ間に合うってボールに戻して・・・

実はカセットコンロの火が風に煽られて消えてしまっていたので、
まだミルク&玉子は加熱されていなかった
と言う「怪我の功名(?)」

とにかく、ホットケーキミックスを入れ直して、再び、
材料はフライパンへ。

今度は火も消えず、片面が焼けつつある中、
まさかの「フライ返しが持ってこなかった」事件が勃発、

フォークで懸命につついて、なんとか裏返そうと大おじさん部隊奮闘。

どうにか、ひっくり返って、少し焦げたかなぁ。

ところで、菜園前の水路で魚採りを始める人も出てきました。

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自動車教習方式、2日間で基本技術を学ぶ。半農予備校・菜園起業大学の基礎講習

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野良生えサニーレタス20200215

野良生えサニーレタス畑を作ったよ・・・♪

バレンタインデーは、ローマで小鳥がツガイで飛び始める日。

春の始まり、立春。雪が雨に変わる雨水、冬ごもりしていた虫達が穴から地上に出てくる啓蟄。
キリスト教暦も2月から3月にかけて移り変わる節季の西洋版みたいなものです。

そのバレンタインデーが過ぎ、暖かい陽ざしの見沼菜園クラブ。

菜園の中でサニーレタスが発芽しているのを発見。

どうやら、昨年育てていたサニーレタスの一部が花を咲かせ、
種を落としていたようです。

ポカポカ陽気の中、そのコボレ種から発芽した野良生えサニーレタス。

それを見つけて、ボクが育てる!
と言い出しました。

野良生えサニーレタス畑づくり20200215
ヨイショ、ヨイショ、懸命に土を掘り返して、
盛り上げ、

そして、野良生えサニーレタスを植えかえました。

野良生えサニーレタス畑完成20200215

立て札にはなんて書くつもりかな?

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1月の畑・白菜イメージ写真

最低気温が最高(1980年以来・積算値比較)。霜害が少なかった年明け~2020年1月

2019年のさいたまの気象データ解析は1985年以来のデータを比較対象にしてきましたが、
2020年からは、1980年以来のものを対象にすることにしました。

元々、数年前に気象データ解析について試行錯誤を始めた頃、
過去30年のデータを元に平年値を算出すると聞いて、
1985年からのデータを比較対象にして作業をしていました。

昨年は、各地にシェアできるように、
スプレッドシートで自動的に集計やグラフ生成をするひな型づくりを優先させ
比較対象のデータとしては1985年以来のものを使ってきたわけです。

スプレッドシートのひな型がだいたい固まってきたのを受けて、
2020年のデータ解析を始めるにあたり、比較対象をどうするか、改めて考えてみました。

調べてみて、気象庁データベースでダウンロードできるさいたま市の観測値は、
1977年12月以降のものである事がわかりました。

どうやら、全国的に1977-79年頃に設置された観測点が多いこともわかりました。
(その頃に、観測点の数が増えたようです。)

今後、全国的に気象データを使って、野菜の生長や相場を予測していくネットワークを
呼びかけていき、参加者の人達にスプレッドシートのフォームをシェアしていく事を
考えた場合、対象とする期間も揃っていた方が、各地で相互比較しやすいでしょう。

そこで、各地の観測点が整備された後の1980年以降のデータを比較対象とする事にしました。

2020年1月のデータ解析は、新しい比較対象期間を用いての最初の試みとなります。

さいたま地方、1月の最低気温の日変化

2020年1月のさいたま地方は、この時季としては非常に暖かかったようです。
最高気温の積算値は、1980年以来、歴代2位でした。
最低気温積算値は、なんと1980年以来、最高値となりました。

日ごとの最低気温を昨年1月と比較してみると、2019年は0℃を下回る日が25日もあったのに、
2020年は6日しかありませんでした。

さいたま地方、1月の日照時間の日変化

1月としては雨も多く、日照時間0.0時間となる日が7日間もありました。

こうした気象条件が野菜の生育に与えた影響を考えてみると、
「悪くない」と言えるのではないかと思います。

まず、雨が多いと言っても、「1月としては」多めと言う事であって、
降り続く事はあまりありませんでした。

このため、日照不足に陷るほどの状態ではなかったようです。

晴れた日には、最高気温は10℃を超えていました。
霜よけのため、農ポリ等で「トンネル」をしていた場合、
トンネル内は、20℃を越えることもあり、光合成が進むには十分な気温が確保されていたと
思います。

冷え込んだ時にも、トンネル内は1-2℃は外気より高めになると思われますので、
霜が降りる事はあまりなかったようです。

夜間は日照がないので光合成は進みません。
夜間の気温が高いと呼吸が活発になり、光合成産物が消費されて、野菜の生長が進みません。

霜が降りる事はないと言っても、トンネル内が5℃以下になっていれば、
呼吸は抑えられていたと思います。

つまり、トンネルで保温された状態では、
昼間は比較的光合成が進みやすい一方、
呼吸による消耗が比較的少ないので、

光合成産物が野菜の生長に回される率が高く、霜によるダメージも受けにくい
「そこそこに」野菜が育つ状態で保たれたと見られます。

実際、見沼菜園クラブでは、昨年の台風19号通過後、
「ダメ元」で種まきした葉物類をトンネルしていたところ、
かなり育ち、1月に収穫できました。

地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットは、
供給不足でお届けセットが欠品するのではないかと
危ぶまれていたのですが、

なんとかその事態を回避する事が出来ました。

春野菜の植え付け準備20200201

2020春野菜の準備開始・・・♪

立春間近。

暖かい日が続く見沼菜園クラブ。
いよいよ春野菜植え付け時季の始まりです。

張り切っているボクは、クワを振るってがんばります。

その勇姿を見て、やっと、「コンニチワ」ってしゃべれるようになった
ワタシもやりたくなっちゃった。

でも、まだクワは危なくて触らせられません。

こっちにおいでよ。オジサンと一緒に球根植えよう。

そう言われて、ヨイショ、ヨイショ、地面に移植ゴテで穴掘り。

じゃあ、そこにポタッと球根入れてみて。

そう言われて、ポテッと球根を落とします。

球根の植え付け20200201

どんな芽が出てくるかな?

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チンゲンサイ採れた20200125

丸々太ったチンゲンサイ・・・♪

暖冬とは言え、そこは大寒。
冷え込む日も多いこの頃、
それに、先週末は冷たい雨も降りました。

そんな中、久々に穏やかに晴れた土曜日、

みんな見沼菜園クラブにやってきました。

まだ、種まきには早すぎるかな。

それにしても、去年、植えた野菜はどうなっただろう?

保温しておいたシートをめくると、
丸々太ったチンゲンサイが出てきました。

やったぁ。今日はこれを収穫しよう!

ママが切り取ったチンゲンサイをはいどうぞ
って渡してもらって、

ニコニコしながら、歩きます。

今晩、どんなお料理になるのかな。

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霜の降りた地表

冷え込む日が少なかった年の瀬の畑~2019年12月

台風19号後の10月後半、日照不足が続き、
見沼菜園クラブでは冠水した畑だけでなく、
しなかった畑でも野菜の生育が遅い状態が続きました。

秋野菜の生育速度を低下させた台風19号以降の天気

11月に入り、比較的温暖な日が続き、秋野菜の生育遅れが回復してきました。

暖かさの持続と日照時間の多さで遅れ挽回

では、12月はどうだったかと言うと、
一度だけ、霜で被害を受けた事はありましたが、
その後は、あまりそういう事もなかったようです。

生育は非常に早いとも言えませんでしたが
非常に遅いとも言えず、
この時季にしては、それなりに生長した野菜が多かったようです。

10月来の状況の中、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットに
出荷する野菜は品薄が続きましたが、

なんとか葉物や根菜の供給を続ける事ができました。

さいたま地方、12月の積算気温の変化
さいたま地方の最高気温積算値を過去35年間と比較してみると、低い順に並べた場合、第23位となり、例年に比べやや暖かい程度でした。
非常に暖かい12月だったとは言えないようです。


また、12月にしては、雨も多かったようです。
1mm以上の降雨量を記録した日は、例年より約2%、2mm以上の日は約5%多い割合でした。


雨の日が多かった事を反映して、日照時間がゼロになる日も多く、12月の総日照時間は、過去32年間の最低を記録しました。

日照時間が少ない事は、野菜の生長にとってマイナスと思われます。
他方、プラスとは言えないまでも、マイナスにならない要因もあったようです。

さいたま地方、12月の最低気温の日変化
2018年と2019年の最低気温の日変化を比較すると、2018年には最低気温が0℃を下回る日がかなり多かったのに対して、2019年は少ない事がわかります。

実際、2019年は、過去35年間で12月の最低気温積算値が二番目に高い年でした。
2019年12月は、冷え込む日が少ない時季だったのです。

雨の日もあったけれども、全体としてはそこそこに暖かい状態が維持され、
冷え込む日が少なかったため、
野菜の生育もそこそこに進んだ

それが2019年12月、さいたま地方の様子だったようです。

サトイモ掘り20191214

大おじさん部隊メンバーとサトイモ掘り♪

年も押し詰まった見沼菜園クラブ。

でも、やっぱりみんなやってきました。

寒波がぬるみ、暖かい日射しのもと、
大オジサン部隊のメンバーとサトイモ掘りです。

オジサンがスコップを下からあてがいながら、
引っ張れ~と声をかけると、

一生懸命引っ張ります。

そして、掘り出したイモをみんなでチョキチョキ、根っこ切り。

サトイモの根っこ切20191214

それから、来年の種イモにするイモの保存です。

地面に掘った穴の中に種イモを入れると、
使い古したビニールやポリシートを被せて、
保温します。

長~いシートは、ボクの体より大きいかな?

種イモの保存20191214
一生懸命シートを被せて、
来年の春、種イモ植えようね。

来年もたくさんおイモが採れるといいですね。

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紅葉イメージ画像

暖かさの持続と日照時間の多さで遅れ挽回~2019年11月

台風19号の後も、日照不足で秋野菜の生育の遅れが目立った10月。

しかし、見沼菜園クラブでは、11月に入り、遅れが回復されてきました。
理由として考えられるのが、「暖かさ」です。

1985-2019年の35年間、さいたま地方における11月の最高気温の積算値を見ると、
2019年は第5位の暖かさでした。

2018年は第3位で、最高気温の積算値だけを見ると、
昨年の方が今年より暖かかったようです。

ただ、2018年は11月の日照時間の合計が157時間であったのに対し、
2019年は185時間と1日あたり1時間ほど多くなっています。

さいたま地方、11月の最高気温の日変化

また、昨年は11月10日を最後にして、最高気温20℃を超える日がなくなりました。
それに対し、今年は11日以降も20℃超えの日が6回ほどありました。

昨年11月中下旬のさいたま地方は、ほぼ最高気温15℃~20℃の間で推移していました。
今年は、20℃超えになる日もあれば10℃以下になる日もあり、寒暖差が大きかったようです。

光合成は温度があがるほど、進みますが、気温が低くなっても、「マイナス」になる事はありません。
つまり、植物は一定以上の気温になると生長が加速しますが、
一定以下になると、生長が遅くなるのは、ほぼ同様です。

今年最高気温10℃になる日があった「減速効果」と
20℃以上になる日があった「促進効果」では、

促進効果の方が大きかったのではないでしょうか?

秋野菜の生長が回復し、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマ-ケットにも、
どうにか葉物や根菜類が供給できるようになってきました。