【コラム】最初に、どこに畝を作るか決めましょう。(なお、畝間はセンター~センター間で測ります。)

野菜を植える準備で、土を耕したり、肥料をまいたり、溝を掘ったりする前に、
どこに畝を作るのかを決めるようにしましょう。

現在、野菜を植えてある畝に平行して、次の畝を作るとすれば、
畝間(畝と畝の間隔)を決めれば、
これから作る畝の位置は自然に決まります。

なんだか当たり前の事のようですが、
意外と守られていません。

隣り合う畝の両方にマルチを張ったり、
ネットを張るトンネルなどを作ったりすれば、

当然、マルチやネットの裾を埋めるスペースが必要になり、
その分、畝間を広く取る必要が出てきます。

マルチやネットを張らないとしても
最低限、種まきや苗植え、その後の管理作業のための
通路を作る必要があります。

畝間の設定には、菜園全体の使い方や年間の栽培計画なども
関係してくるかもしれません。

このように、畝をどこに作るかは、
後々の事を考えて決める必要があります。

しかし、そうした事を考えずに、
畝を作ってしまってから、
あ、ネットを張るスペースがない

他の野菜を植えるスペースがなくなってしまった
と気づく人もかなりいます。

どこに畝を作るのか、畝を作る前に、
今後の事をよく考えて決めるようにしましょう。

なお、畝の「端」はどこなのかは
分かりにくいので、

畝間は畝のセンターとセンターの間で決めます。
畝間1.2メートルと言えば、
センター・センター間が1.2メートルと言う意味です。

1000平米の正方形の畑は、
約30メートル四方です。

畝間1.2メートルの畝は25本作る事が可能です。

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