2)正しい種まきの方法と間違った方法

種まきは、まき穴やまき筋に適度な密度と深さで種をまく必要があります。

発芽後、双葉が開き、光合成がを始めるまでの間、
植物体にとって、種の中にある養分だけが唯一の栄養源です。

まき穴、まき筋があまり深いと発芽前に苗は力尽きてしまいます。
かと言って、あまり浅いと、乾燥して、発芽できなくなります。

まき穴、まき筋の深さは、種の大きさの2-3倍程度が良いと言われています。

まき穴をつけず、地面に種をばらまくのは、乾燥しやすく発芽率が悪くなります。
また、発芽後、バラバラな場所に苗があるため、管理作業(野菜の世話)がしずらいと言えます。

種袋から直接種をバラまいたり、片手の手のひらに乗せた種をまき穴に入れようとするのも
オススメできません。

まき穴には4-5粒程度の種を入れて発芽させると、
発芽後の苗が太陽の光を求め、「競り合う」ように育ちます。

種袋や手の平から直接種をまこうとすると、数粒づつ上手に入れることができません。

筋まきのばあいも、種は1センチ間隔程度に出来る限り等間隔でまかれている方がよく、
種袋や手のひらから直接まき筋に種を入れようとすると、
「バサッ」と入ってしまう場所と、全然入らない場所が生まれ「ムラ」ができやすくなります。

正しいまき穴のつけ方

なお、まき穴をつける時は、人差し指を地面に突き立ててはいけません。
瓶や缶を地面にあてがうか、指を横にして、クボミをつけるようにしましょう。

正しい種まきの方法
正しい種まきは、種袋から利き腕でない方の手の平に種を出して乗せ、
利き腕の指で種をつまんでまき穴やまき筋に入れていく方法です。

筋まきの方法

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カテゴリー: 1alvcm
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