トンネル用の支柱としては、鋼製のアームに樹脂をコーティングしたものが市販されています。
トンネルを作るに際しては、この他に、ファイバーポールが利用できます。
ファイバーポールは、グラスファイバーの上に樹脂をコーティングしたものです。
自在に曲がるため、半円形に曲げて、その上にシートやネットをかければ、トンネルとなります。
樹脂製の支柱が、直径6mm~16mmであるのに対し、
ファイバーポールは直径5.5mmと細めになっています。
このため、樹脂製のトンネル支柱には、シートの上からパッカーなどと呼ばれる「止め具」をはめ込む事で
シートが風で飛ばされないように固定出来ますが、
ファイバーポールを使う場合、止め具を使ったシートの固定は難しいと言えます。
ファイバーポールを使う場合には、シートの裾を土に埋め込んだり、
裾に「重し」を置く、
シートの外側から別のポールをあてがう(バンドと呼ぶ場合があります)などの
処置が必要になります。