地面に落ち葉、敷きワラ、モミガラ、竹・木材などの自然素材のものを敷き詰める方法もあります。
こうした方法を「有機物マルチ」と呼びます。
有機物マルチについては、5A、5B単元で詳しく解説します。
自然素材のものは、落ち葉や敷ワラの間に空気を貯める事が出来ます。
また、地面が露出していないため、
放射冷却現象が起きにくく、
暖められた空気が、少しづつ、大気と入れ替わる形で
地表の温度が下がっていきます。
このため、落ち葉や敷ワラには、霜害防止効果があります。
また、夏場も地表からの水分の蒸発を抑え、土の乾燥防止効果を持っています。