コマツナやホウレンソウ等、ロゼッタ型に分類される野菜は、
あまり茎が長く伸びないうちに収穫期を迎えます。
発芽後、双葉が展開した後、
双葉の付け根から最初の本葉が出てきます。
その本葉が生長するとともに、最初の本葉の付け根から
次の本葉が出てきます。
以下、次々と本葉が出てきて、葉数、葉長ともに増えて、収穫期を迎えます。
ロゼッタ型の野菜を真横から眺めると、
茎が伸びず、本葉の付け根から次の本葉が出ている事が
わかります。
ロゼッタ型葉菜は、葉茎が育てば収穫できることから、
生育期間は短く、
夏場のコマツナは20日程度、
春・秋のホウレンソウは1ヶ月半~2ヶ月程度で収穫できるようになります。
種まき間隔は10~15cm程度、平畝で育てるのが普通です。
また、短い生育期間のうちに肥料を効かせるため、
通常、全層施肥が用いられています。