菜の花やモロヘイヤなど、「茎立ち型」の野菜は、
ある程度、茎が伸びた段階で収穫を行います。
双葉が出た後、次々と本葉が出てくるのは、
ロゼッタ型野菜と変わりありません。
茎立ち型野菜の場合は、やがて、茎が伸び始めます。
各葉の付け根からも脇芽が伸びてきます。
通常、伸びてきた主枝の尖端部を摘むのが
最初の収穫となります。
その後、脇芽が伸びてきたら、その脇芽も摘んで収穫出来ます。
脇芽の葉の付け根からも「脇芽」が伸びてきて、
脇芽の数が増え、収穫量が増大していきます。
茎立ち型の野菜は、一定の大きさに育った後、
次々と収穫を続けられるため、
生育期間が長くなります。
モロヘイヤは4~8月
エンサイやツルムラサキは、4月~10月、
菜の花は9月~翌3月ぐらいと
いずれも生育期間が半年前後に及びます。