コマツナは、ホウレンソウと並ぶ代表的な葉菜です。
(「コマツナ」は江戸時代に現在の江戸川区近辺で栽培されていた品種について、
地名の小松川に因んで「コマツナ」と呼ぶようになったものです。
広島菜、餅菜、アブラナと呼ばれる類縁種も多数見受けられます。)
コマツナ栽培は、あらゆる野菜の基本として考える事が出来るでしょう。
温暖地であれば、ほぼ年間を通じて栽培することが可能です。
生育期間も短く、初夏~初秋まきなら、20日程度、
早春・晩秋まきでも1ヶ月半程度で収穫可能になります。
2月まき4月どり、3月まき5月どり、8月まき9月どり、9月まき10-11月どり、
10月まき12月どりなどの作型がありえます。
害虫の被害は相当に受けやすく、防除をしない場合、
特に夏場は、かなりの食害を受けます。
4月まき5-6月どり~7月まき8月どりの作型の場合、
害虫対策が必要になります。