アクセス権の複式管理

人のグループ分けと
情報やファイル、サービスの
グループ分けを
「論理的」に分離する件、

なんか複式簿記に似ているので、
「アクセス権の複式管理」
と言う言葉で
呼ぼうと思います。

お財布から100円だして、
飴玉を買う時、

お小遣い帳や家計簿では、
支出の部に、100円、飴玉と記入しますが、

複式簿記では、
お財布から100円出したことと、
(貸し方 現金 100円)
100円で飴玉を買ったこと
(借り方 消耗品(事由 飴玉) 100円)

と、差し当たり別々に記入され、
後から付け合せがなされます。

一見、面倒に見えますが、
中期国債ファンドに積み立てられていた
資本金を取り崩して、
銀行の普通預金口座に入れ、
そこから現金をおろして、
誰かが立て替えて買ってくれた
飴玉代を支払う

と言うような複雑な処理に
フレキシブルに対応でき、

飴玉が必要な時に、飴玉を
買うことができるわけです。

「アクセス権の複式管理」も
記事A(情報A、サービスA)が
あるカテゴリー(例えば、菜園起業入門セミナー)
に属する
と言うことと、

記事Aを読む人が、あるグループ(例えば、有料受講者)
に属する
と言う事を、

とりあえず、別々に取り扱い、
後で、突き合わせます。

飴玉代の出処を問わず、
とりあえず、飴玉が買われたと言う
事実だけを取り上げるから、

買いたい時に飴玉が変えるように、

その情報をある個人(正社員、アルバイト、
有料会員、無料会員など)が
読めるかどうかを

その情報が帰属するグループを問わずに
設定することで、
「読ませたい時に読ませる」ことが
可能になります。

少なくとも、
多くの職場で行われている方式
「本当は正社員だけが読めるファイルなんだけれども、
業務の都合上、
バイトの人も読まなければならないから、
正社員のパスワード教えるわね。
他の情報、見ないでね」
方式が、

「アクセス権の複式管理」によって
消滅するはずです。

その時だけ、
そのバイトの人=個人に、
そのファイルのアクセス権を設定すれば
良いからです。

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