不織布は、ポリエステル、ビニロンなどの化学繊維を熱処理や接着により
シート状にしたものです。
フワフワっとした風合いの中に、空気を含む事が出来ます。
日中、暖められた空気を包み込むため、
保温性が高い資材です。
透明シートに比べると、通気性があり、水分も適度に抜けるので、
葉焼けなどの問題が起こりにくいと言えます。
秋～冬の保温栽培では、透明シートを用いず、
不織布のみを用いる農家の方もいます。
繊維の加工方法により長繊維型と割繊維型があり、
割繊維型の方が耐久性に優れています。
不織布を用いると、外気温より、夜間1-2℃、日中、一重で2-3℃、二重で4-5℃高くなると言われています。
