寒露と秋土用入、霜降の間に深まる秋

10月10日は1964年の東京オリンピック開会式が行われた日で、かつては体育の日(スポーツの日)は、この日付に固定されていました。

その直前、10月8日頃、節季は寒露となります。

さいたま地方の1980-2020年までの気象データをみると、

寒露の少し前、10月5日頃から最高気温が25℃以上となる日が4分の1から3分の1以下に減っている事が分かります。

真夏日、猛暑日はもちろんの事、「夏日」が少なくなってくるのが、寒露以後の特徴と言えるでしょう。

最高気温20℃以上の日は、寒露を迎えて以後も半分から4分の3程度を維持しています。夏日は少なくなっても、まだまだ暖かい日が続いている様子が分かります。

一方、最低気温15℃以下の日は、徐々に増え、秋土用入の10月20日、節季が霜降を迎える10月22日頃には全体の8割を越えるようになってきます。

最低気温10℃以下の日も秋土用入以降、全体の15%程度を越えるようになり、霜降に入って以後の10月26日ぐらいには全体の30%を越えるようになってきます。

このように、例年の気象データを見ると、寒露の手前ぐらいから秋土用入、霜降直後ぐらいまでの間に、夏日が減り、夜は涼しく感じる日が増えてくる事が分かります。

ところで、今年の10月のさいたま地方の気象データをみると、寒露を迎えた後、10月13日を最後に最高気温が25℃を越えなくなっています。

最低気温の方も寒露と秋土用入の間、10月15日以後は、15℃以下の事が多くなっています。秋土用入と霜降の間、10月21日以後は、最低気温15℃以上の日は見かけなくなりました。

2020年は1980年以後のランキングでは最高気温積算値は22位、最低気温積算気温は12位でした。

日中はほぼ平年並み、夜間は平年よりやや暖かい状態だったようです。秋の深まり方と言う点では、例年とほぼ同様に推移したと言えます。