見るのはいいけど・・・♪

4月の陽気?

とってもポカポカの見沼菜園クラブ。

春野菜の種まきしよう♪

種まく場所の草取りしよう♪

見るとテントウムシさんが草むらの中に・・・

テントウムシさんがいるよ♪

なんで逃げるの?

草の中がテントウムシさんのおウチなんだよ。草を取ったから、おウチがなくなったって逃げていくんだよ。

なんで草取るの?

だって、草取らないと種まきできないでしょ。

地面を這うテントウムシさんを一生懸命見つめるボク。

だけど、テントウムシさんが袖に乗ってきたら、

コワイ、コワイ。

大丈夫よってママがテントウムシさん取ってくれたら、

またニコニコしていました。

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「理由を質問できる」能力を評価する

前回述べたように、「出来るようになった」事を評価するのは、菜園活動のゲーム化で極めて重要な事です。

シャベルで苗を掘り取れるようになった♫

「出来るかどうか」を見極め、「出来るようになった」事を評価して支援する

そして、「出来る」と言うのは、苗が掘り取れると言うような身体的、物理的な能力ばかりではありません。

質問ができる、特に「なんで」と理由を聞く事ができると言うのも大変な能力なのです。

なんで二枚重ねるの?って・・・♪

今回、種まきをした後、不織布と農ポリの二重保温をしようとしたら、「なんで二枚重ねるの」って聞いてきた子供がいました。

この質問が出来ると言うのは、実はいろいろな事が分かっていないと出来ないのです。

まず、単に種まきしただけでなく、上に不織布や農ポリなどのシートをかけた状態とそうでない状態が区別できていること、それから、シートを1枚だけかけた状態と2枚かけた状態があると、両者に違いがあると認識していないと、「なんで二枚」と言う質問は出てこないのです。

そして、「なんで」と言うのは、一枚ではなく、二枚かけるのが不思議だと思ったからこそ出てきた質問だと思います。更に不思議だと思ったら、そのままなんでと聞く事できると言うのも重要な能力です。

「なんで二枚かけるの」と質問できると言うのは、こういう風にいくつもの認識や能力が複合されて初めて出来る事です。

ですから、「なんで二枚かけるの」と聞かれたら、そんないくつもの認識や能力を複合して質問ができたと言う事に菜園ゲームのリーダーは、驚かなくてはなりません。

そういう風に驚く能力、それも菜園活動のゲーム化に必要な事です。

なんで二枚重ねるの?って・・・♪

バレンタインデーは、ローマで小鳥が番いで飛び始める日。

2/18の雨水(うすい)は雪が雨に変わる日。

東西の節季を前にして見沼菜園クラブもポカポカです。

春野菜の種まきしよう・・・♪

種の上から土をかけてあげて

シャベルで苗を掘り取れるようになった♫

ワタシはお気に入りのバケツで土を持ってきて

種の上にジャア。

土抑えてあげてねって

言われたら、ちゃんと手の平でポンポン。

「鎮圧」もできるようになりました。

さ、まだ寒い日もあるから保温しよう。

不織布をかけ、更に農ポリでトンネルをかけると

「なんで二枚かけるの?」

びっくりしました。

もうそんな質問ができるようになったんですね。

言葉をしゃべりだしたのが、ついこの間のような気がしていたら、

もう「なんで」って理由を知りたがって聞けるようになったんですね。

「まだ、寒いからだよ」ってお返事しながら、感動しちゃいました。

ところで、菜園の入り口で水道工事をしている人がいました。ビニールハウス用のパイプをジョイントでつないでいて、どうやら、お池を掘って水を引く計画だとの事です。

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「出来るかどうか」を見極め、「出来るようになった」事を評価して支援する

この間続けてきた菜園花壇づくりゲームの第3回目、2021年2月6日に行った「ジャーマンアイリスの植え替え」。

シャベルで苗を掘り取れるようになった♫

前回の「柵作り」では、菜園活動のゲーム化では、その言い方でその子(人)が動くかどうか見極める事が大事だと感じました。

菜園花壇の柵を作ったよ♪

この言い方でその子(人)が動くと言う事を発見する事が大切

今回感じたのは、その子(人)が出来るかどうかを見極める事、出来るようになった事を評価する事が大事だと言う事です。

今回、ジャーマンアイリスの苗を掘りとった子は、幼稚園にあがる前のお子さんです。

前回までは、大きい子供達がやっているのを見て、自分も真似して土を掘ったり、苗の根元にシャベルをあてがったりはしていました。

しかし、まだ、シャベルで苗を掘り起こす事は出来なかったわけです。今回は、掘りとる事ができました。

実は、今回、この子が苗を掘り取ろうとする姿を見ながら、支援の仕方をどう加減するか考えていました。

まだ「真似事」をしていても掘りとる事が出来なかった前回までは、こちらでスコップを持っていって、土を掘り起こしてあげて、本人には苗を引っ張って抜いてもらう事だけをしてもらっていました。

それで、よく抜けたねって褒めてあげていたんですが、

今回、シャベルを根元にあてがう様子を見ていて、自力で根元の土を掘り起こせているのに気づきました。

では、このまま、やらせてみるか、そう思ってやらせていたら、自分だけの力で苗を掘りとる事が出来たわけです。

出来るのか出来ないのか、どこまでだったら出来るのか、前回まで出来なかった事が出来るようになったのか、

菜園活動をゲーム化していく上では、子供たち(大人たち)一人ひとりについて、そうした評価をした上で、一人ひとりにあった支援をしていく事が重要だと感じました。

シャベルで苗を掘り取れるようになった♫

春立つ今日の風や

って、立春を迎えた見沼菜園クラブ。

かなり暖かくなっています。

みれば、去年、ボクが一人で作ったトンネルの中で、小松菜が立派に育っています。

一人でトンネル作った。

わーい、なにして食べたい?

煮浸し?、おひたし?、油炒め?

油炒めがいい!

オジサンは小学校の家庭科の調理実習で小松菜の油炒め作ったんだよ。

そういう会話は置いておいて、この間進めてきた花壇づくり、

暖かくなったし、ジャーマンアイリスを植え替えますか。

菜園花壇つくりゲーム

菜園花壇の柵を作ったよ♪

すると、ワタシがシャベルで苗をヨイショ、ヨイショ。

出来るかな?

わ、出来ました。ちゃんとジャーマンアイリスの苗を掘り起こして取る事ができました。

もう畑の中歩いて転ぶこともあんまりなくなりましたね。

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菜園ゲームと生物季節観察を融合させる

真冬の畑で草むらのテントウムシを捕まえる子供たちをみていて、菜園ゲームと生物季節観察を融合させたら面白いんじゃないかと思い始めました。

草むらの中にテントウムシがたくさんいたよ。

子供たちは、畑を「大きな砂場」、「自由に走り回れる遊び場」だと思っています。畑で土に板を挿して、花壇の柵を作ったり、土を掘り返したり、虫を捕まえたりするのが楽しいわけです。

その体験を通じて、自然の姿や季節の移りゆき、そして、人と人の関わり方を学ぶのが菜園ゲームだと思います。

一方、生物季節観察は、季節の移りゆきの中で様々な生き物の様子がどう変わっていくか見ていく事です。

両者を融合させ、畑で生き物の様子を観察するゲームをしたら面白いんじゃないかと思ったわけです。

冬でも畑に雑草が生えている場所は、放射冷却現象が起きにくく、霜が降らない事があります。そういう知識は僕も持っていましたし、実際、冬場、雑草が野菜の保温に役立つ事もみてきました。

ただ、凍えるような寒さの中、まさか、野外でテントウムシが生き残っているとは思っていませんでした。子供たちがテントウムシをたくさん捕まえる事ができたと虫かごを持ってきて見せてくれたので、

へぇーっと思ったわけです。

テントウムシ観察ゲームでも、タンポポ観察ゲームでもいいと思います。

畑に来たらそう言うゲームが出来る、そう言う企画を作っていきたいと思いました。

「人に頼む」事を学ぶ場としての菜園ゲーム

2021年1月16日に行った「菜園花壇の柵作り」を通じて、この言い方でその子(その人)が動いてくれる、動いてくれないと言う事を発見する事が大切だと述べました。

菜園花壇の柵を作ったよ♪

この言い方でその子(人)が動くと言う事を発見する事が大切

この発見の重要性は、主宰者、リーダーの側だけでなく、参加する子供(人)の側にも言える事のようです。

短い板を持ってきてと言われた子供は、長めの板を持ってきました。

こういう風に、こちらの指示とは違う行動を取った時にどう言うかも大切なところです。

「指示通りにやらないとダメじゃないか」

みたいに相手、ないしは相手の行動を否定する言い方は禁物です。

僕は「短い板がなかったのか」と聞きました。

こういう風に相手がその行動を取った理由が想像できれば、その想像に従って効いてみるのも一つの方法です。

想像出来なければ、「なぜそうしたの?」と聞くと言うのでもよいでしょう。

さて、今回は、「短い板がなかったのか?」と言う質問に、その子は「うん」と答えました。

「じゃあ、オジサンのところに行って、板を切って下さいって頼んでおいで」

と僕は伝えました。

そう言う風にその子が頼めば、「菜園大オジサン部隊」のオジサンは、板をきってくれるだろうと期待しての事でした。「

「大オジサン部隊」が菜園教室に来ている理由は、子供の相手をするのが楽しいからです。ですから、子供に頼まれて板を切る事は、「菜園大オジサン部隊」に活躍してもらうチャンスを提供する事になります。

同時に頼む子供の側にも、「これを頼んだら相手が動いてくれた」と言う体験をしてもらう機会なのです。

「オジサン、板を切って」と子供に頼みに行かせると言うのは、非常に大事な経験をさせる事なのです。

この言い方でその子(人)が動くと言う事を発見する事が大切

2021年1月16日に行った「菜園花壇の柵作り」では、

菜園活動のゲーム化に必要な要素をいろいろ学びました。

菜園花壇の柵を作ったよ♪

そのうちの一つが、この言い方でその子なり、その人が動くと言う事を発見する事が大切だと言うことです。

前回、途中まで作りかけた花壇の柵は、長い板も短い板も土に挿した状態になっていました。

それを長い板を引き抜き、こういう長い板は横に置こうよ、短い板だけを挿すようにしようよと言ったら、

その子は、短い板を探しにいったわけです。

「前回、せっかく長い板を挿したのを、短い板に変えるのはイヤだ」と言うような事をその子は言わなかったわけです。

短い板を探しに行く姿をみて、僕は、ああこの子は、この言い方で動くんだと発見しました。

大人でもそうなのですが、ある言い方をした時に、動いてくれる人と動いてくれない人がいます。しかし、その言い方で動かなくても、別の言い方をすれば動いてくれる場合もあります。

自分がある事を言って、相手が動いてくれなかった場合、相手の性格が悪いと言う評価の仕方もあり得ると思います。しかし、菜園活動のゲーム化と言う点では、この子(この人)は、この言い方なら動く、この言い方では動かないと言う事を発見する姿勢が大事なのではないかと思います。

オンラインゲームでも、このキャラはこのアイテムをぶつければ動くと言う事を発見していくと上手に攻略できると言うのがあると思います。

菜園ゲームにも似たところがあるかもしれません。

菜園活動のゲーム化では、「時季的状況説明」が必要になる

2020年末に行った「菜園花壇づくりゲーム」は

菜園活動のゲーム化に大きな示唆を与えました。

菜園花壇つくりゲーム

明確な目標設定と具体的行動課題の設定が、菜園活動の「ゲーム化」を可能にする

2021年は、昨年得た手がかりを元に更に様々な実践を行い、菜園活動のゲーム化について追求していきたいと考えました。

新年の菜園教室開始前に、菜園花壇づくりをゲームとして進めるため、少し「教案」、すなわち、菜園花壇づくりゲームの「進め方案」を考えてみました。

教案を書き出して、まず、花壇づくりをなぜやるのかと言う理由を説明することが、子供たちに対して「動機づけ」になるだろうと思い、その理由を各事にしました。

続いて、今回、何をするのかという具体的課題を設定しようとしました。そこで、「理由」と「具体的課題」の間に、「状況説明」がいると感じました。

つまり、◆1.なぜやるのか、◆2.今こうなっている、◆3.それで今回はこうすると言う順番で説明する必要があると感じたわけです。

ところで、◆2.の状況説明については、菜園教室の場合、(1)全体的な状況説明、すなわち、菜園が今、こういう状態になっていると言う説明、(3)前回までの達成状況=この間まででここまで進んだ、続いて今回はこうしようと言う説明の間に、(2)時季的な状況説明が必要だと思いました。

一般論として、菜園教室以外の事柄でも、人を動かしてなにかの企画を進めていく場合、こういう目的のためにやる、今こういう状態にあり、今まででここまで進んだ、それで今回はこれをやりたいと言う説明をすると思います。

菜園教室の場合、例えば、今は冬だからお野菜や草花を植える事はできない、ただ、今のうちに馬ふんをまいて土作りをしたり、花壇の柵を作ったりしようと言うように「時季的な説明」が入ると言うのが、通常の企画にはない特色のようです。

この時季的説明をした上で、前回、馬ふんはまいているから、今回、柵作りをしようと言う具体的課題の設定ができるようになりました。

こうして出来た教案を元に実際に菜園花壇の柵作りをやってみて、菜園活動のゲーム化に必要な要素は、まだいろいろあると感じました。

それらについては、また次回報告いたします。

明確な目標設定と具体的行動課題の設定が、菜園活動の「ゲーム化」を可能にする

2020年最後の菜園教室で行った「菜園花壇づくりゲーム」は、

菜園活動のゲーム化に大きな示唆を与えました。

菜園花壇つくりゲーム

菜園活動の「ゲーム化」は、かなり前から追求してきた事です。

かつて、環境教育として、酸性雨問題に関連して、「森林土壌測定」のワークショップをしていた事がありましt.

この企画に協力してくださったとある自然教育関係者の方がいらして、いつも、様々な野外活動をゲーム化して、子どもたちに提供していました。

題して「カタクリのお引越し作戦」みたいな企画を常に考えて、子供たちと一緒にカタクリの斜面を作り上げたりしていました。

ああいう風に菜園活動をやっていけたらいいだろうなと思っていて、

いろいろ考えてきたのですが、

今回実施した花壇づくりゲームは、今後の企画づくりに大きな手がかりを与えてくれました。

まず、花壇づくりでも、カタクリの斜面づくりでもいいのですが、

明確な目標設定を行う事が大事だと言う事です。

「みんなで花壇を作ろう」とか「カタクリのお引越しを成功させよう」とかと呼びかける事で、子供たちの参加意欲、平たく言えば「ワクワク感」を生み出すと思います。

そして、花壇づくりなり、カタクリの植替えなりを実現できた時、みんなで協力してやり遂げたと言う達成感や連帯感も生まれると思います。

次に大事なことは、具体的な作業課題の設定です。

今回の場合、馬ふんをまいて土に混ぜ込むとか、花壇の柵を廃材で作ると言った事が作業課題となりました。

馬ふんをスコップで持ってくる、土にまく、土を掘り返して混ぜる、廃材を拾ってくると言った一つ一つの事が、具体的に示された事で、子供たちは「自分はこれをすればいい」と理解する事ができたと思います。

非常に平たく言えば、

「○○を達成しよう。そのためにこれをしよう」と言う事がプログラムとして示せれば、菜園活動はゲーム化できると言うことです。

2021年は、菜園活動のゲーム化を進めていく年にしたいと思います。