前に、カリスマアフィリエイターと呼ばれる人が、
会社づとめするのと変わらないぐらいの時間働いていると言うお話しを書きました。
こういう風に地味に稼いでいると言うのは、
「デイトレーダー」や「セドリ」の人達も同様のようです。
実は買わなかったのですが、
株のカリスマみたいな人の本を
本屋さんで立ち読みしました。
どうして立ち読みだったかと言うと、
ちょっとページをめくった時、
目に入ったのが、
こういう本を買わない事、
つまり、「株の儲け方」みたいなノウハウ本は、
だいたい1500円ぐらいの価格ですが、
そう言う経費もケチりなさい的な事がかいてあったからです。
そして、1円でも値上がりしたらとっとと売りなさい的な事も
目にとまりました。
どうやら、この本の著者の方は、
わずかな経費も節約しながら、
今日はあそこの株を買い、
明日はこちらの株を買い、
ちょっとでも値上がりしたら、
さっさと売って、とにかく、元手を回収しながら、
着実に利益を出す、
決して、大儲けしようなんぞとは考えない
と言う事のようです。
「セドリ」、これは品物を転売して稼ぐ人の事みたいですが、
こちらも体験者の方の記事を読むと、
要するに中古品や古本が出ているような場所をコマメに回って
仕入れをして、
それをネットで転売する、
日々、その繰り返しのようです。
メルカリとかネットオークションで派手に稼いでいるように
見えますが、
地味な作業の繰り返しのようです。
最もこうした地味な作業が「楽」かどうかで言えば、
「楽」だとも言えます。
つまり、株にしろ、古本にしろ、地道に仕入れをして、地道に売る事を続けていれば、
そこそこにお金を稼いで、世の中を渡っていける、
あんまり、会社に拘束されなくてもいい、
そう言う生き方だからです。
僕は、いろんな人の菜園起業相談に乗ってきて、
半農でお金を稼ぐ菜園起業に関心を持つ人の中には、
「会社で働きたくない人」がけっこう多いんじゃないかと思っています。
フリーランス的な事に憧れると言うのは、
「会社で働きたくない」、
なんかもっと別な方法で稼いで、
気楽な生き方が出来ないのか、
と言う心理が働いているように思います。
そして、そういう人にとっての
半農半Xの「X」の部分は、
「地味に、気楽に」と言う方法が適しているのではないかと
思うわけです。