新型コロナ禍の前、2019年のクリスマスから新年の頃、アメリカのニュースで「ポーチ・パイレーツ」と言うのをやっていました。
パイレーツは、パイレーツ・オブ・カリビアンなんて映画も出来ていますが、海賊のことです。ポーチは玄関先の事で、ポーチ・パイレーツは、玄関先から宅配便の荷物を持っていってしまう人達の事なんだそうです。
These package thieves are just going random doorstep to doorstep・・・They don’t even know what they’re taking
これらの荷物泥棒は玄関先から玄関先へとランダムに巡回している、彼らは何が入っているか分からなくても持っていく・・・
ナレーション聞きながら吹き出しました。
「置き配」が当たり前になっているアメリカならではの犯罪と言えるでしょうか。対策としては、メールやアプリで配達通知をもらったり、宅配ボックスのようなものを利用したりと言う事が述べられていました。
これはラジオ番組で聞いたのですが、新型コロナ禍の後は、「ダークストア」と言うものが出来てきたそうです。
ストアと言っても、モノを買う場所ではなく、通販で頼んだものを受取にいく場所の事です。普通のお店のように明るくなく、倉庫のようなところなのでダーク(暗い)と言うのでしょうか。
ところで、実は日本でも畑にお野菜を取りに来てもらうなんて試みを始めた方がいらっしゃるそうです。
よし、見沼菜園クラブでもやってみようと、竹やヨシを組んで「畑版・ダークストア」づくりをはじめました。
既に、ご近所の方で始まったら、お野菜を取りに来るとおっしゃっていただいている方がいらっしゃいます。
たまたま、イヌの散歩で畑の前を通りかかった人達です。
見沼代用水路や芝川の土手道があるせいか、ジョギングやサイクリング、イヌの散歩、写真撮影などで畑の周りを通る人は意外と多いのです。
見かけると必ず「こんにちは」と挨拶して、お話を聞くようにしているのですが、中には10キロも先からくる人もいらっしゃるようです。
畑版ダークストアが出来たら、一般のお店や事務所などでダークストア、つまりお野菜の引取拠点となってくださる方の募集も始めます。