川口市の世帯数の推移~「野澤千絵 『老いる家 崩れる街』を読む。」

ところで川口市の場合は、世帯数はどう推移しているのでしょうか?
川口市役所のウェブサイトから毎年1月1日の世帯数の統計をダウンロードして
グラフ化してみました。
途中、鳩ヶ谷市と合併したため、グラフが「一段」高くなっていますが、
全体的な傾向としては、
年々、世帯数が増え続けていることがわかります。
旧・鳩ヶ谷市を除いて計算してみると、
世帯数は、1997年を100とした場合、2016年は136と
合併前の川口市域で、20年間に3割以上増えていることがわかります。
全国の世帯数について、1995年の国勢調査結果の数値を
100として計算してみると、
2015年国勢調査結果の世帯数は、120です。
調査方法も違い、調査期間も少しづれていますので
単純比較は出来ませんが、
ほぼ同時期、全国の世帯数は2割程度増えていたのに
対し、
川口市では3割以上の増加があったと見て間違いはないでしょう。
つまり、現状では川口市では、全国状況を上回るペースで
世帯数が増えているわけです。
では、このペースが、今後も維持されるのか?
と言うと、

必ずしもそうとだとは言い切れないかも知れま

せん。
すなわち、
前年の世帯数と比較した「伸び率」は、
2007年2.58%を最高として、
2002年には2.54%、2004年2.29%など
2000-2009年には、2%台の伸び率を示した
年が、6回ありました。
しかし、2010年は、前年の2.08%から
1.38%と伸び率が大きく減り、
以後、2%台の伸び率は記録されていません。
つまり、川口市の世帯数の「伸び」は
鈍ってきている可能性が高いのです。
この辺をどうみるか?
更に考察を進めたいと思います。

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