先週の菜園起業入門セミナーを受講したのは、旦那さんが急きょ水田や畑を相続することになったと言う女性の方。
実は、先月も相続する事になったと言う男性の方が受講されました。
高齢化した所有者の方がお亡くなりになった後、遺産について調べてみたら、農地を相続することになったがどうしたらいいか相談したいと言う動機で
菜園起業入門セミナーを受講する人が多いようです。
さて、今回の受講者の方の場合、相続農地のうち、1町歩ほどの水田があるとの事。
奥様も働いていらっしゃるそうですが、旦那さんが少々引っ込み思案なところがあり、私がやろうかしらと思い立ったのが今回の受講の動機との事でした。
たまに、お野菜などを職場に持っていくと喜ばれるとの事、水田の他、畑も若干相続することになったので、野菜を育てて売る事も考えたいとのことでした。
事情をお伺いした上で、この間、小麦粉が値上がりしており、相対的に安くなっている「コメ」の需要が増加傾向にあることをお伝えしました。
また、トラクターや田植機やコンバインなどがある場合、割りと週末農業だけで稲作はどうにかなる事をお伝えしました。
(それらの機械は揃っているとの事です。)
そして、米作農家の方から1反あたり12万ぐらい稼ぎたいと考えていると、伺った事も話しました。
そうやって考えてみると、週末農業でコメで100万前後、プラス野菜でもう少し稼ぐ「お小遣い稼ぎ」路線ならかなり現実的であるとお話したところ、大変に喜ばれました。
自分の周りに「ファン」を作り、適正な価格でコメを売る事で、その人達の役にも立つし、自分自身の収入にもなる、
そうした路線を前提に夏休みに畑を整備する方法や、どんな秋野菜を育てたら良いかなど、具体的な方法もアドバイスしました。
冒頭にも述べたように「狭い」農地を相続して、どう使ったらよいか迷っている人が多いようです。
農業専業と言うのではなく、半農半Xの生活をして、半農の部分でも多少お金を稼ぐ菜園起業は、こうした小規模農業の「お小遣い稼ぎ」的生き方に適していると改めて感じました。
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