栄養生長・生殖生長転換型野菜は、 当初は葉茎のみが育ち、 収穫する部位(根・玉・実)はあまり生長しません。 大根やニンジン等の根菜類の場合、 葉数10枚前後から根が太り始め、 その後は地上部より地下部の生長が早くなって、… 続きを読む 栄養生長・生殖成長転換型野菜の生長パターン
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栄養生長型野菜の生長パターン
栄養生長型野菜のうち、 コマツナやホウレンソウなどのロゼッタ型野菜は、 あまり茎が伸びません。 茎が伸びないうちに次の葉が出て、 脇芽が出ないうちに収穫に至ります。 モロヘイヤや菜の花など、 茎立ち型の野菜は、茎が伸びて… 続きを読む 栄養生長型野菜の生長パターン
野菜は生長パターンにより11種に分類される
野菜は生長パターンにより、大きく3つ、更に11種に分類することができます。 葉や茎が育てば食べられるのが栄養生長型の野菜で、ホウレンソウやコマツナ等のロゼッタ型と モロヘイヤや菜の花などの茎立ち型に分類されます。 葉や茎… 続きを読む 野菜は生長パターンにより11種に分類される
▼4.生長パターンによる野菜の分類
1)11パターンに分類される 2)栄養生長型 3)栄養生長・生殖生長転換型 4)栄養生長・生殖生長並行型 5)中間型のマメ類 単元トップに戻る 次へ進む
【コラム】野菜の生育を阻む要因
植物は、ある程度「抵抗力」や「復元力」を持っており、 多少、乾燥や寒暑等の負荷がかかっても、すぐに枯れてしまう事はありません。 しかし、あまりにも過剰な負荷がかかると生育できず、枯れたり、萎れたりしてしまいます。 なお、… 続きを読む 【コラム】野菜の生育を阻む要因
発芽と生育の適温
野菜は種類によって発芽や生育の適温が決まっています。 コマツナや大根などのアブラナ科野菜は、通常20-25℃前後が最も発芽しやすく、 30-35℃になると逆に発芽しにくくなります。 ナスやトマト等のナス科野菜、トウモロコ… 続きを読む 発芽と生育の適温
光合成の速度と温度
光合成は温度が高い方が活発に進みます。 しかし、気温が高くなりすぎると逆に光合成が進みにくくなります。 気温が高い方が呼吸も進むので、一定の気温以上になると、 植物の生長や結実は逆に進みにくくなる場合があります。 あまり… 続きを読む 光合成の速度と温度
光合成・呼吸が行われる時間帯
光合成は主として午前中に行われます。 光合成産物の実への転流や光合成産物を使ったビタミンCなどの 生産は主に午後に行われます。 夜間は、光合成は行われず、呼吸のみが行われています。
野菜の生長に必要な光の量
野菜が育つのに必要な光は、最低数千ルックス程度と言われています。 室内の光は、晴れた日の日中、窓がある部屋でも1500ルックス程度とされています。 一方、屋外の光は日当たりの良い場所では、真夏で10万ルックス程度、真冬で… 続きを読む 野菜の生長に必要な光の量
野菜の生長に必要な条件
野菜の生長に必要な条件としては、光、温度、水分、養分、土壌などに関するものがあげられます。 このうち、水分、養分や土壌については、「5A.土壌と養分の基礎知識」でとりあげます。