憧れの農地が確保出来たら、利用計画や経営計画を考えてみましょう。
菜園のどこにどんなものを植えるか、どうやって販売していくか?、農業体験企画などの催しをどうするか?…あれこれとアイデアが広がる楽しいひと時です。
利用計画は、いつから耕し始められるか、スタートの時季によっても異なってきます。
南関東の場合、植付期間は、バレンタインデーからハロウィーンまでの間です。
2~10月の間であれば、その時季からのスタートが可能です。ハロウィーンを過ぎたら、冬の間に、除草や耕耘などをしておいて、来年のバレンタインデーからのスタートすると考えましょう。
比較的、いつ種まきしても失敗しにくいのが大根です。ただ、夏場は発芽直後に虫に食べられやすいので、防虫ネットを張って、裾まで埋めておくようにしましょう。(発芽後に、ヨトウムシと言うイモムシが地面を掘り進んでくることがあるので、苗についていたら、手で取るようにしましょう。)
葉物類は2-4月、9-10月に種まき可能です。5月スタートの場合は、ナス、トマト、キュウリ等が植付可能になります。サトイモやサツマイモも植えられるでしょう。
野菜の種類にもよりますが、だいたい2-3ヶ月後には収穫が可能になることが多いので、バザー等で販売することを考えてみましょう。
また、お友達を呼んで菜園パーティを開くなど、農業体験の企画も良いと思います。菜園パーティに来た方で、ご自分もやってみたいと言う人がいたら、会員制度などの枠組みを作って、会員になって頂くことを考えるようにしましょう。
ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーなどは、2月植えで7月取りできるので、「菜園カレーパーティ」が出来ます。