自分が思っていたのと違う場合には、感謝した上で条件を打診してみよう

なにかをしたい、そう言うメッセージを発信していると、こんな話がありますよと提案や情報を持ってきてくれる人がいます。

また、こちらから、こういう事はできないでしょうか?と頼んだ事に対して、これでどうですかと応じてきてくれる人もいます。

さて、その時、持ってきてくれた話が、自分が思っていたのと違う場合、「断り方」は非常に大切です。

まず、感謝をしないといけません。

間違っても、話を持ってきてもらった時に、その条件だと応じられない、無理と言うように、こちらから「困った感」を見せないようにすべきです。

こういう風に話を持ってきてくれる人と言うのは、こちらが「やりたい」と言った事について、好意で応じてきてくれているわけです。

ですから、イメージに合わないと思っても、「ありがとうございます」と言う必要があるのです。

そうでないと、この人に何かしてあげようと思っても、感謝してくれない、喜んでくれない、じゃあ、次から何かしてあげるのはやめようと思われてしまいます。

撤退戦・再建戦においては、相手をこんな気持にさせる事は絶対に避けなければなりません。

撤退戦・再建戦に取り組まなければならない状態、すなわち事業や活動が傾いていると言う事は、自分への「求心力」は失われていると見なくてはなりません。

撤退戦・再建戦では、この求心力の回復に力を注ぐべきなのです。順風満帆の時でも来る話、来る話、全てが思惑どおりなんて事はありません。自分にとって本当に役立つ事と言うのは、持ち込まれる案件の一部にしか過ぎないと思います。

しかし、何の話も持ち込まれなければ、自分にとってできるだけ役立つようなそ事を選ぶことすらできません。すぐに有益に使える事でなくても、とにかく、次々、話が持ち込まれる状態になっている事が重要なのです。

そうは言っても、持ち込まれた話が自分の思っていたのと違う、その条件のままだと話に乗るのは難しい、そう感じた時は、「ありがとう」と言ってから「こういう風にしてもらう事は可能ですか」と聞いてみるようにしましょう。

自分の希望する条件を言ってみて、その通りにしてもらえるなら、望み通りになるのですから、とても良い結果になります。

条件通りにならない場合には、それだと、自分も対応できないが、なんとかなりますか?とか、それは無理なんですよねとか、聞いてみましょう。

とにかく、最後まで「疑問文」の形式で条件のすり合わせが可能か打診していく事が大事です。

先方が、その打診に対してその条件には応じられないと言えば、せっかく持ってきてもらった話をこちらが断った事にはなりません。

相手に、ああ、こういう条件が必要なんだなと理解してもらえば、次から、では、その条件に合うような話を持ってくるようにしようと思ってもらえるので、求心力アップにつながります。

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