「土」ってなあに?、どうしたらできる?、踏み込み温床づくりで体験【見沼菜園クラブの菜園教室】

雑草を集めて踏み込み温床を作る
自宅の庭の土づくりの参考に踏み込み温床づくりを体験して頂きました。

春の一日、菜園教室にやってきたのは、ご自宅で野菜栽培を目指す方。

ホームセンターで黒土を買ってきて、お庭に入れればいいですか?

ってご質問。

お庭の広さや日当たりなどをお伺いした後、お返事しました。

だいたい、「耕土」・・・つまりお野菜が育つ土の深さは15cmぐらい必要、

お庭にそれだけの深さの耕土を作るため、ホームセンターで土を買うとなると、

5平米ぐらいの面積でも5m^2×0.15m=0.75m^3

つまり、750リットルの土が必要で、20キロ袋で30-40袋必要になるとお伝えしました。

土を買うだけでけっこう莫大なお金がかかります。

それよりも落ち葉や雑草などを使って「土づくり」をしていった方がいいとお話しました。

折から、ちょうど、夏野菜の育苗に踏み込み温床を作ろうとしていたところだったので、その体験をして頂く事にしました。

踏み込み温床は雑草や落ち葉などを集めてきて、ヌカと混ぜ、発酵熱で苗を育てる方法です。

雑草を集めて踏み込み温床を作る
自宅の庭の土づくりの参考に踏み込み温床づくりを体験して頂きました。

水路際の枯れ雑草を集めてきて、溝の中に入れました。

踏み込み温床の名前のとおり、よく踏んで圧縮し、更に雑草をドンドン入れます。

だいぶ、雑草が投入されたところで、そろそろ十分と、苗を置いて、農ポリを掛けて保温しました。

学童保育の菜園でお庭の落ち葉を集めて、腐葉土を作った例などもお話しました。

邪魔な雑草や落ち葉もこうやって活用すれば、家庭菜園の役に゙立ちます。

菜園教室では、おウチでお野菜を育てたい方に役立つ体験もご提供しています。

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