初めて、野菜の配達のために中古車を買った日、
それが、僕が自動車と言うものを持った最初の時でした。
その時、僕は「オイル交換」と言うことを知りませんでした。
ですから、その車の「オイル交換」は一度もしませんでした。
必ずしもそのせいではないと思いますが、
ある時点でその車は故障し、修理代金を聞いて廃車にする事にしました。
二度目に買った中古車については、ある時点でオイル交換をしたと思います。
ただ、あまり詳しい知識はなく、なにかの時に
オイル交換をした方がいいと言われて、
じゃあ、やっておいて下さいと言ってやってもらったのでした。
その車が壊れた後、野菜の販売・配達そのものをしない時期が続き、
菜園に通うだけなら、公共交通で済んでいたので、
自動車もオートバイも買いませんでした。
野菜の販売・配達を再開した時、購入したのがオートバイで、
これが生まれて初めて買ったバイクでした。
この時に購入店で3000キロごとにオイル交換して下さいと言われ、
その言葉どおりに交換していたのですが、
自動車・バイクを問わず、
定期的なオイル交換を心がけるようになったのは、この時が初めてでした。
ただし、言われたからやると言うだけで、なぜ必要なのかは
あまり考えていなかったと思います。
このバイクがある時にパンクし、
たまたま、パンク場所の近くのバイク屋さんで直してもらったのがきっかけで
そのバイク屋さんと親しくなりました。
自身でもレースに出ていると言うそのバイク屋さんは、
なかなか詳しく、僕のバイクを見て、
メンテナンスの必要性についていろいろ説明してくれました。
まず、常時、かなりの重量の野菜を積んで配送しているので、
タイヤも傷みやすく、定期的にタイヤ交換をする必要があること、
今回のパンクは、それをしていなかったために起きた事、
また、「シビアコンディション」でバイクを使っている場合、
オイル交換は3000キロに一度ではなく、
1000~1500キロぐらいに一度ぐらいの頻度で行った方が良いことを
教えてくれました。
その時点で、そのバイクのエンジンがかなり傷んでいたのですが、
それも、オイル交換の頻度が少ない事によるとの事、
どれもこれも最初の購入店では教えてもらえなかった事ばかりでした。
そう言えば、最初の購入店さんは、オイル交換に行った際、
なにか質問しても、マニュアルにそう書いてあると言うようなお返事しか
返ってこず、
あまり、バイクに詳しいと言う印象は受けませんでした。
その後1-2年でバイクを買い換えるはめになったのですが、
今度は、そのバイク屋さんで買い、
アドバイスに従って、乗り出し後500キロ、
その後、800キロでオイル交換してもらいました。
それから後は、1000キロ走るごとに
オイル交換をしてもらっていました。
お陰様でお客さんも増え、バイクで配達出来る量の限度に達してきたので、
改めて自動車を買う事にしたのですが、
今度は、定期的にオイル交換をしてもらうようになりました。
こうした経験を経て、思う事はオイル交換はメンテナンスの基本だと言う事です。
バイク屋さんなり自動車屋さんなりに定期的に持ち込んで、
オイル交換かたがた、様子をみてもらう
そして、意見を聞く、
それでクルマの状態を理解し、適宜メンテナンスを行う、
その事が重要だと認識するようになったのです。