旧体育の日~秋土用入の秋の深まる時点が昨年より遅かった ・・・2021年10月

10月10日、旧体育の日は1964年の東京オリンピック開会式が行われた日です。

この日は雨が降らず晴れる事が多いため、開会式に選ばれたとの事です。

さいたま市の1980-2021年のデータを見ると、旧体育の日を過ぎたあたりから最高気温20℃以上の出現日数が30以下になる日付が目立ち始めます。

そして、秋土用入りの3日後、「霜降(10月23日頃)」を過ぎると、ほとんどの日付が最高気温20℃以上の出現日数は20以下となってきます。

秋の深まりは、旧体育の日~秋土用入り、霜降以後と2つの区切りを経ているとも言えます。

この秋の深まりのタイミングについて、昨年と今年を比較して見ると、今年の方がやや遅いようです。

2020年は10月13日以降、最高気温25℃を記録しなくなりますが、2021年は10月15日が最高気温25℃以上の「最後の日」となりました。

秋の深まった時期が去年より2-3日後で、10月前半は昨年より温暖な日が多かったと言えます。

今年は二百二十日(9月11日頃)前後の長雨のため、秋野菜の種まきが遅れました。

10月前半温暖な状態が維持されたことはやや遅めにまいた秋野菜を生長させることに役立ちました。

しかし、10月後半はむしろ昨年よりやや寒冷な状態となっています。

このため、遅れを挽回すべく10月になってから種まきした野菜達の生育は昨年より遅れる可能性が出てきています。

見沼菜園クラブでは、10月7日に種まきした秋野菜を10月23日頃から不織布と農ポリで二重保温するようにしています。

この保温により生育の遅れを減らす事が出来るか、今後、注目していきたいと思います。

上の図は、1980年~2021年の10月の上旬、中旬、下旬ごとの最高気温の平均値の変化をグラフ化したものです。

2000~2009年までは、上旬の最高気温平均値は、ほぼ毎年22-23℃台でした。

2010年以降は24-25℃台となる事が多く、26℃台も見られました。2021年は27℃台でした。

中旬は2006-2016年は22℃台以上となることが多かったのに対し、2017年以降は22℃を下回る年が目立ちます。

下旬については、2000-2009年と2010年以後で傾向に違いがあるとは認められないようです。

現在、「気候変動」と野菜の生育の関係が取りざたされるようになっています。

ただ、各旬の気温の変化を見る限り、一概に温暖化しているとは言えず、かなり細かい動きとなっているようです。

こうした変化が野菜の生育にどう関わっていくのか、今後考察を続けたいと思います。

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