東京23区内のニンジン相場は、2020年3月頃から高騰しはじめ、9月頃から下落に転じました。
この原因を考えていく前に、少し他の野菜の値動きをみてみたいと思います。
2019年からの東京23区内でのキャベツの小売価格の変化を見てみると、ニンジンと共通している事がわかります。
まず、3月から4月にかけて「高騰」とも言うべき価格上昇が見られます。その後、6-7月は値段が下がっています。ニンジンも小幅ですがやや値が下がっていました。
8月には再び価格上昇に転じた後、9-10月にかけて価格が下落し、ほぼ3月以前の状態に戻ったと言うのも、キャベツとニンジンに共通して見られる現象です。
つまり、2020年3月~10月の東京23区内での値動きは、キャベツ・ニンジンとも似たような形になっています。
この原因はなんだったのか、2020年の他の野菜の値動きをみていきたいと思います。