玉ネギ直まき栽培の副産物

皆さんは葉タマネギと言うのはご存知でしょうか?

見沼菜園クラブが立地する埼玉南中部あたりでは、タマネギは通常8-9月に種まきします。

11月頃、育ってきた苗を
植え付けて、6月頃、収穫します。

4月の頃、まだ結球していないタマネギを収穫したものが「葉タマネギ」です。

冬場に供給してきたネギは、そろそろ「ネギ坊主」、つまり、ネギの花が付き出します。

花が咲くと葉が固くなってしまうのですが、
ちょうど、その頃が葉タマネギの旬になります。

葉タマネギは、すき焼き等にして食べると美味しいので、
お花見のお供にもウッテツケです。

さて、タマネギの植え替えが11月と述べましたが、
実は11月は気温が低いので、植えた苗の根が伸びず、
根付きにくいと言う問題があります。

そもそも、苗床で苗を育ててから植え替えると言うのは
畑を効率的に使うためにしている事です。

「直まきで悪い」と言う事はありません。
農業経験が少なく、初心者からスタートする半農生活や菜園起業の人達には、
植え替え失敗の危険が少ない直まき栽培の方が向いているのではと
前から思っていました。

それに、直まき栽培の場合、間引き菜を「葉タマネギ」として収穫できるので
春先の販売品目が増えます。

ただ、今まではなかなか直まき栽培を試してみる機会がありませんでした。

見沼菜園クラブFファームが稼働し始めた昨年、
試してみるチャンスかも知れないと思い、
9月の初めにタマネギの種まきをしました。

その後、タマネギはスクスク生長。
この春、葉タマネギとして収穫出来るまでに育ちました。

後は、残った株が、普通のタマネギとして生長してくれれば
直まき栽培成功です。

今後は生産の拡大、つまり、どれだけ大量にタマネギを作れるかが課題になってくると思います。

おうちにいたら、野菜を届けてくれた。おうちに帰ったら、野菜が届いていた。何して食べよう。地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケット

菜園教室・体験農園「見沼菜園クラブ」

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