三重保温、12月まきの葉物、根菜類はどうなるか

冬になると野菜の生育が遅くなるのは、光合成が進みにくくなるからです。

野菜は発芽後、双葉を出すと双葉の光合成で本葉を出します。本葉を出すと本葉の光合成で次の本葉を作ります。こうして、光合成と生長のサイクルが回る事で野菜は育っていきます。

光合成は高温ほど活発になり、低温では抑制されます。

このため、冬、寒くなってくると、光合成速度は鈍り、野菜の生長は遅くなります。

10月になってから種まきをした場合、コマツナのように生長が早いと野菜は、年内に収穫時期を迎えられます。

しかし、チンゲンサイやサニーレタスの場合、年内には収穫できるまでには育ちませんでした。年明け後、1-2月の厳寒期を迎えて、よく育たず、結局、収穫できるようになるのは春でした。

場合によっては十分に育たないまま、春に花を咲かせ始め、結局、収穫できなかったこともあります。

では、暖かくしてあげたらどうでしょう。

かつて、不織布と農ポリの二重保温法を教わって、その方法で11-12月に種まきを試みた事があります。

11月については、そのまま順調に育った事もあれば、発芽した後、寒波で枯れてしまった事もありました。12月については、ほとんど芽がでませんでした。

ただ、この間、例えば、千葉県では不織布で二重保温する方式で12月にニンジンの種まきをしている例があるらしいなどの情報に接しました。

この間、サニーレタスやチンゲンサイの10月まきに不織布二重保温法を試してみましたが、チンゲンサイは年内取りが可能なサイズにまで育ってきています。

サニーレタスもかなり大きくなってきており、年明けぐらいには収穫可能かもしれません。

不織布二重保温でキャベツとブロッコリーの11月まきも試してみましたが、今のところ、順調に苗が育っています。

つまり、「育ててみた感じ」としては、不織布+農ポリの二重保温より、不織布の二重保温の方が晩秋まきがうまくいっているようです。

では、12月まきではどうか?千葉で不織布二重保温でニンジンの種まきがうまく行っているのなら、不織布二重+農ポリの三重保温でもっと暖かくしてあげたらどうだろう?

と言う事で、先週末、ダイコン、ニンジン、コマツナ、サニーレタスの種まきをしてみました。

もし、三重保温で葉物・根菜類の冬まきがうまく行くなら、いろいろな野菜の周年供給に大きく前進します。

秋まきのチャンスを逃したら、後は春まきまで待つ、つまり、秋野菜を取り尽くしてしまったら春野菜が育つまで供給ができないのではなく、その間を冬まき野菜でつないでいく事が可能になるからです。

期待は大きいのですが、取らぬタヌキの皮算用はこの辺でやめにして、経過を見守りたいと思います。

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